Kenji Siratori

Kenji Siratori: a Japanese cyberpunk writer who is currently bombarding the internet with wave upon wave of highly experimental, uncompromising, progressive, intense prose. His is a writing style that not only breaks with tradition, it severs all cords, and can only really be compared to the kind of experimental writing techniques employed by the Surrealists, William Burroughs and Antonin Artaud. Embracing the image mayhem of the digital age, his relentless prose is nonsensical and extreme, avant-garde and confused, with precedence given to twisted imagery, pace and experimentation over linear narrative and character development. With unparalleled stylistic terrorism, he unleashes his literary attack. An unprovoked assault on the senses. Blood Electric (Creation Books) was acclaimed by David Bowie.
http://www.kenjisiratori.com

「Blood Electric」のテーマソング
(オランダのインダストリアル・メタル・バンドREELと製作)

他の掲載作品
ケミカル類人猿
スパイラルワールド
mobile@ngel

俺のイカれた頭脳が染色体の太陽をレイプする:狂犬の///サイバーな極北は?……:DNAの煉獄的な胎盤が混信する胎児の未来を引き裂いてそのモノクロームな記憶のfの殺人現場に蝶の宇宙論的な頭蓋骨が衝突するクローンの:愛が亀裂を発して細胞たちの未熟な///カオスの鏡像を陵辱していたダイヴ=の=地平線or一斉射撃のDNAが太陽の……そのDIGITALな胎盤へ没落していく犬の頭脳が泣き崩れた死体都市=の=DNAに///子宮の:エントランスする迷路を告げる秘密のex-昆虫である存在の記憶の断片に地球圏の解放=の=スローモーション(空の青が瞬きする///殺意のモノクロームな肉塊を俺の蝶のような知覚に彩色するその胎児の道化に似た戯れの身体に「真空=の= f」を加速する俺の意識は太陽光線の暗い胎動にミクロな殺人者を培養していた: 空気の殺戮が深海の真実を指差した――反響する染色体の圏外にある心臓が……:俺の遺伝の愚劣なスペクトグラムを電脳*海洋の冥府に増殖した胎児の指先は狂人の方位は太陽の 1グラムの交感にクォークする死者のetcのシナプスは地平線の無限な声を蘇生して行く死体のxフィートの眠りは胎児=の= ミステリアスな身体のカオズミックなダンスは???充満する……成層圏の未来を循環する染色体の太陽的なテロリズムに鼓動する:大地は空気のf/0の細胞分裂に俺の死の時間を連続するだけの遺伝子=TVの希薄な呼吸を廃棄した――俺の幼い大脳皮質が太陽*接吻のドラッグ仕掛けの身体=スペクタクルを変奏していたDNAのf/0の熱情に欲望のクロニックな画像がダイヴした胎児のミクロな目蓋が――終末の蟻の大脳辺縁系 [S}が――月の裏側で呼吸しているクローン=の=蝶であるかのように:fLIM[]神経繊維の世紀末……太陽の余りに細胞的なゲリラ……空虚なカメレオンの地帯……フラクタル/モーション。

 

2006年4月24日号掲載

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