ローリング・ストーンズ 紙ジャケ 検証2


めでたく日本制作の紙ジャケが発売されたので3種を比較してみたい。
→なお前回米版とLPとの比較はこちらへ

「スティッキー・フィンガーズ」
後ろが日本版LP、手前左が今回の日本制作紙ジャケ、右が前回米版。
今回はサイドが閉じられ、前回のような丸見え状態は
回避されている。
しかし盤自体を上から取り出すのはちょっと何だな(すいません、
UKオリジナルはトップオープンで上から出します)。
また本来レコード袋であった後方のベロマークも単にカードと
して付属しているだけとなっている。
このシリーズの他のタイトルはレコード袋もちゃんと再現して
いるのだからこのへんもこだわって欲しかった。
と思ったら英オリジナルもこの形式でインナーはカード、
レコードは黒いビニール袋に入っていた。すいません。

また紙の成型上横から見るとダブルジャケットなみのサイズに
なってしまっている。
やはりここはシングルジャケにジーパンのカバーがくっついて
いるくらいの薄さがかっこよかったのだが.......。
ジッパーは感涙のYKK製(この写真ではわかりませんな、スミマセン)。
もちろん写真後方の日本版LPも同様。しかしよくこのサイズがあったものだ。
なお他国のLPのジッパーは違うメーカーだったと記憶している。

うーんしかし、やはりオリジナルと比較しないと検証にならないな。次からはそうします。
といった騒動で今まで米盤だと思っていた自分の「スティッキー」が英盤だと15年ぶりくらいに気づきました。
ローリング・ストーンズレーベルの最初の頃は英盤も米盤もナンバーいっしょだからわかりづらいんだよな。
ちなみに「スティッキー」の品番はどちらもCOC59100。裏ジャケにMade in USAと書いてなければ英盤だそうで
それじゃ英盤だけ持ってたら気付きにくいよな〜。


「サム・ガールズ」
これも後ろが日本版LP、手前左が今回の日本制作紙ジャケ、右が前回米版。
色味は日本版LPと同じになったが、顔は減ったままだ。
だがこれは肖像権の問題でオリジナルのままのインナーは使えないそうだ。
残念だがしょうがない。
なお、米盤紙ジャケの色味はこれでいいのかとの質問もあったが、発売当初から色んな種類があった。
英盤は一説によると9種類あったようで、米紙ジャケの色味も見たことがある。
それよりも「ラブ・ユー・ライブ」の紙ジャケが予定から消えた方が痛いなぁ。

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