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1998年度紙ジャケグランプリ
こんなこと誰もどこもやらないだろうと思ったので紙ジャケ探検隊で独自にやってみました。
次回からはみなさんの意見もつのりたいと思います


グランプリ


イエス・オリジナルジャケット・コレクション(ATLANTIC/eastwest japan)

総評

評価は、オリジナルジャケットの再現度、リマスターによる音の向上度、価格の妥当性、話題性などを考慮して行った。
個人的な好みでは、ビーチボーイズや、アトランテック50周年のR&B、ソウル名盤シリーズを入れてもよいと思ったが、ジャケ再現の緻密さではいずれもYESに及ばなかった。
また、ブルーノートは、あのルディ・ヴァン・ゲルダーが自らリマスターするということで大きな話題を集めたが、価格が税込み2500円と高く、シリーズ全100タイトル購入を考えるファンには厳しい価格設定。これで2期、3期と続いたら、我が家はブルーノート破産するでしょう。行方さん、どうにかしてください。(W)


 

 
ロック部門  部門賞 イエス
次点 カーペンターズ・30周年記念コレクション(A&M/Polygram)
   クィーン・デビュー25周年スペシャル・パッケージ・シリーズ
(EMI/東芝EMI)
イエスは担当者の愛を感じる逸品。カーペンターズはあそこまでジャケットを再現しておきながら、せっかくのリチャード自らのリマスタリングに関するクレジットが全くないなどの点で次点。値段の高さはしょうがないところ。
クィーンも同様。クレジット関係が貧弱。これもオリジナルデザイナーの監修をうけている筈で、残念だ。リマスターの効果が今ひとつだった点も次点の理由。(S)

ジャズ部門 部門賞 ブルーノート60周年記念 24bit By RVG(BLUE NOTE/東芝EMI)
次点 ヴォーグ・コレクターズ・エディション(vogue/BMG)
   Jazz 70's〜XANADU編〜(XANADU/徳間ジャパン)
満を持してのブルーノートの紙ジャケ化は圧巻だった。RVGは結局リマスターはやる人次第であることを証明した感じ。オリジナルマスターの音に忠実、などというのは幻想にすぎない。CD内径に刷り込まれたRVGの文字に涙。(S)


クラシック部門 部門賞 ウェストミンスター・創立五十周年記念 ウラッハ・メモリアル・アルバムズ(MCA)
次点 フルトヴェングラー・ジャパニーズ・オリジナルジャケット・シリーズ(東芝EMI)
   グレングールド・マスターサウンド・コレクション(第2期)(SONY CLASSICAL)
ウェストミンスターは、前々年のリマスターの収録曲目をオリジナルにもどしたものだが、やはりその音の素晴らしさは圧巻で、堂々の一位。フルトヴェングラーは全体に低調。グールドの今期はジャケ、内容ともそろった作品が少なく、来期発売分に期待(やるんですよね、SONYさん)。(S)



J−POPS部門 部門賞 URCレーベル30周年記念・コレクション(東芝EMI)
ジャケット、帯、レーベル、歌詞カードの完全な復刻。HDCDによるリマスター。リイシューのクレジットまで含めた別解説。URC小史、URCカラーカタログまでついてなんと1905円!。これ以上何もいうことはありません。完璧です。早川義夫の手作り風切り貼りジャケの再現は特に驚嘆もの。(s)


その他のジャンル
部門賞 MOJOハンド(P-VAIN)
部門賞 アンナ(PHILIPS/Polygram)
P-VAINの仕事には敬意を表したい。MOJOハンドの紙ジャケは、未発表曲はもちろん、「MOJOハンドの紙ジャケだ!」といことだけで賞に値する。
アンナの紙ジャケは今年のベストジャケットか?(S)
ご意見はこちらへおよせください。
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