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紙ジャケグランプリ2000ノミネート作品

・2000年1月から12月までに開始、または発売された紙ジャケのシリーズを対象に、  その年、最も素晴らしかった作品を勝手に選出するものです。  各部門ごとに部門賞を選定、更にその中からグランプリをひとつ選び出します。  なお下記リストの日付はシリーズの開始日です。 ・前年より続いているシリーズは対象外としています。 ・対象は日本製のリイシューのアルバムに限っています。 ・海外物、BOX物、企画物(例:00/10のユニバーサルのバーンスタインのベートーベンBOX等  はその他の部門であつかいます。

昨年のグランプリは「ユニバーサル女性ヴォーカル・コレクション〜エレガンスへの誘い〜 でしたが、さて今年は・・・。

→1999の結果はこちら →1998の結果はこちら
それでは皆さん、今年発売された紙ジャケ盤を足早に振り返ってみましょう。 まずは、ROCK/POPS部門から。
ROCK/POPS部門 キング・エルビスとサバスで明けたミレニアム・イヤー、昨年からのシリーズ継続のポール、 クリムゾンを経て、4月にはあのキンクスが登場、フリップバックに担当者の愛情を感じつつ、 オマケ欲しさに何枚も購入、5月にはようやく出たかスティーリー・ダン!ってなわけで全部購 入、6月はベルベットのバナナジャケ他がついに紙ジャケ化、更にP-FUNKの雄ファンカデリック まで紙ジャケに!7月、8月はフォーキー名盤と99年にBOXで出たドアーズで少々夏休みをい ただいて、9月はジェリーガルシア没後5周年企画でデッドが一挙11W、さらにピンクの炎、 オグデン騒ぎのイミディエイト、10月はエヴリシング・バット〜が登場、そして11月はジャム! そして、なんとあのゴングまで紙ジャケに!こりゃ凄げぇと思う間もなく、師走12月はジミ、AC /DCと続き、最後はストレンジデイズ企画のブリティッシュ・レア盤がピッシと着地を決めてくれ たようです。 下の一覧に挙げただけでも、ロック関係だけで、今年は何と147タイトルが発売されたことに! ●が今年の紙ジャケグランプリの対象商品。(昨年からの継続シリーズは対象外としています) ●00/1 エルビス・プレスリー ペーパースリーブ・コレクション (12W) ¥2000 BMGファンハウス  00/2、4 ポール・マッカートニー ・オリジナル紙ジャケット・コレクション(第3・4回 8W) ¥2427 東芝EMI  00/3、9 キング・クリムゾン 3月・ポセイドン、9月・太陽と戦慄ほか(計6W) 3月¥2300/9月¥2200 ポニー・キャニオン ●00/4 ザ・キンクス オリジナル・ジャケット・コレクション (12W) ¥2520 ビクターエンタテインメント ●00/5 スティーリー・ダン リマスター (6W) ¥2079 ユニバーサルビクター ●00/6 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド (6W) \2039 ユニバーサルミュージック ●00/6 ファンカデリック 20bit K2リマスター (4W) ¥2520 ビクターエンタテインメント ●00/6 ワルソー・パクト ニードル・タイム (1W) ¥2500 キャプテン・トリップ ●00/8 米国フォーキー名盤 マッド・エイカーズほか(4W) \2000/W\3000 VIVID  00/8 ドアーズ コンプリート・スタジオ・レコーディングス(6W) ¥2000 ワーナー ●00/9 グレイトフル・デッド・ペーパースリーブ・コレクション (11W) \2100/W\3200 BMGファンハウス ●00/9 ピンク・フロイド 炎 発売25周年記念〜(1W) ¥2800 東芝EMI ●00/9〜 イミディエイト IMMEDIATE ORIGINAL JACKET COLLECTION スモールフェイセスほか(年内13W)      \2300(オグデンのみ\2800) ビクターエンタテインメント ●00/10、11 エヴリシング・バット・ザ・ガール (全12W) ¥2136 P-VINE/CHERRY RED ●00/11 ゴング (7W) ¥2700 ビクターエンタテインメント ●00/11 ザ・ジャム (6W) \1942 ユニバーサルミュージック ●00/11 ブラックサバス (4W) \2625 テイチク ●00/12 ジミ・ヘンドリックス (8W) \2427/W¥3495 ユニバーサルミュージック ●00/12 AC/DC 第1回(8W) ¥2000 ワーナー ●00/12 ストレンジ・デイズ・プレゼンツ ブリティッシュ・ロック・レジェンド・シリーズ       〜第1回ファンタジー・ロック・パート1 (12W) ¥2427 ユニバーサルミュージック


JAZZ部門
ジャズも大量に発売された。その数なんと380タイトル!(Verve、ヴィーナス等のアンコールプレス 分を含めると450Wを超える!)。我が家の財政再建はまたも先送りに。 1月〜3月は、昨年からの継続シリーズが続いたが、4月には、日本コロンビアがサヴァイの新・紙ジャケ シリーズ化をスタート。当初、雑誌広告では数タイトルと見えたこのシリーズ、4月〜9月のプレ・モダン、 そして10月からスタートしたMid 40's to Mid 50'sシリーズを合わせると65Wという、まとまった数の コレクションに発展した。 5月には、マイルスのDSD化がスタート、このシリーズは年明け以降も継続する(またも全部買う羽目に なるのか!!)。NORMAの紙ジャケは1500円とお買い得だった。 6月〜8月は、富樫雅彦(ユニバーサル、日本コロンビア)、tactのヒノテル、ナベサダなど日本ジャズ にスポットを当てた紙ジャケが相次いで登場。エンヤも定盤倶楽部も再開。 それから、6月には、あのVERVE第1期50Wが、ファンの熱い要望に応え、再発!何と1枚1359円の 超・良心価格で我々紙ジャケファンを喜ばせてくれた。 7月には“最後の”と銘打った第3期RVGシリーズ(50W)がスタート。せめて1500番台はコンプリ ート化してほしかった(!)。 秋に入ると、ビクターのヘリティッジ・オブ・ジャズのSJ誌読者リクエストシリーズ30Wが登場、10月、 11月には、MPSレーベルが30W紙ジャケ化、イーストウィンドレーベルの紙ジャケ化もスタート。 ユニバーサルの女性ヴォーカルは当初11月に発売される予定だったが、結局発売されたのはカーメン・マク レエの1枚のみ、残りは12月末と年明け1月に延期となった。 12月は、巨匠ヴァンゲルダーがブルーノート以外の名盤のリマスターが締めくくった。
 00/1 HERITAGE OF JAZZ BY DIGITALK2 第2期 プレスティッジ創立50周年記念(年内10W) ¥2400 ビクターエンタテインメント  00/1〜3 24bit by RVGシリーズ 第二期の6〜8回(計30W) \2500 東芝EMI  00/3 ヴィーナス・レコード 紙ジャケ第3弾 エディ・ヒギンズ ほか(10W) ¥2381 VENUS ●00/3〜5 HERITAGE OF JAZZ BY DIGITALK2 第2期 リバーサイド編(50W) ¥2400 ビクターエンタテインメント ●00/4〜9 サヴォイ・50’S プレ・モダン・ジャズ・シリーズ (全35W) \2415 日本コロンビア ●00/5 NORMA 24bit NaturalSound 紙ジャケ限定プレス(5W) ¥1500 NORMA ●00/5 カシオペア Millennium Edition (2W) ¥2345 アルファ ●00/5〜 マイルス・デイヴィス MasterSound Miles Davis DSD Mastering (年内20W) \1900/W\2800 SONY ●00/5〜 Verve 24ビット・スーパーベスト50・再発(50W) \1427 ポリドール ●00/6 EASTWIND MASTERPIECE 2000 第1回 富樫雅彦 THE NEXT CYCLE 記念リリース(3W) \1905 ユニバーサルミュージック ●00/6 富樫雅彦 芸能生活45周年記念企画日本コロムビア編 (6W) \2300 日本コロンビア ●00/6〜7 エンヤ定盤倶楽部PART2 (10W) ¥2000 徳間ジャパン ●00/7 スイングル・シンガーズ バッハ・アニヴァーサリー(2W) \1600 ユニヴァーサルミュージック ●00/7〜8 takt jazz series MILLENNIUM EDITION (20W) \2100 日本コロンビア ●00/7〜11 最後の24bit by RVGシリーズ (全50W) ¥2500 東芝EMI ●00/10〜11 スイングジャーナル・プレゼンツ ヘリテッジ・オブ・ジャズ〜バイ・リクエスト(プレスティッジ篇15W、リバーサイド編15W) ¥2520 ●00/10 ランドマーク・コルトレーン・アルバム・シリーズ (4W) イーストウエストジャパン ●00/10〜11 MPS 24BIT MOST PEREFECT SOUND EDITION(全30W) \1748 ユニヴァーサルミュージック ●00/10〜11 ヴィーナス・レコード GOLD CD仕様10月・ジャズ・サックス編、11月ピアノ・トリオ編(全20W) ¥2381 VENUS ●00/10〜 サヴォイ・設立60周年アニバーサリー・シリーズ     Mid 40's to Mid 50's (from Swing to BeBop)(全30W、年内15W) \2415 日本コロンビア ●00/11〜 Master Sound 2000 DSDリマスタリングシリーズ ビリー・ホリディ、ウェザー・リポートほか(発売予定数不明、年内8W) \1995 SONY ●00/11〜 EASTWIND MASTERPIECE 2000 イーストウィンドレーベル創立25周年記念 ザ・グレイト・ジャズ・トリオほか(年内20W) ¥2427 ユニバーサルミュージック ●00/11〜 ユニバーサル 女性ヴォーカル・コレクション第2弾 エレガンスへの誘い(全39W予定、年内14W) ¥2039 ユニバーサルミュージック ●00/12 RVG Special Edition クールの誕生ほか(全6W) ¥2500 東芝EMI

CLASSIC部門 クラシックは、今年はDG(15W)とウェストミンスター(10W)との合計で25W。 ロック147W、ジャズ380Wと比べると、何とも寂しい。 これはクラシックの紙ジャケがあまり売れないという過去の数字から来るものだと思うが、 これがクラシックファンが、紙ジャケに興味を持っていないからではなく、商品企画において、 ファンに魅力的に思える内容を提示できていないせいだ。 だいたいクラシックのオリジナル・ジャケがどんなものだったのか、今の若いファンは知らない。 オリジナルがどんなジャケだったのか紹介し、紙ジャケ化にあたってどんな点に留意したのか、 リマスターデータはどんあ方式で行い、従来CDとどこが違うのか、明確にしないと、買う気 起こらない。 これらは、クラシックの紙ジャケが出るたびに、毎度探検隊でも指摘していることだ。来年こそ、 どうにかしてほしい。 ジャズの女性ヴォーカルにならって、カラスのコレクションとかやればいいのに。 ●00/6 ドイツ・グラモフォン・ヴィンテージ・コレクション 第2弾 (15W) ¥2000/W¥3600 ユニヴァーサルミュージック ●00/12 ウェストミンスター・メモリアル・アルバムス (全10W) ¥1800 ユニヴァーサルミュージック

J-ROCK/POPS部門 J-ROCK/POPSについては、以下の挙げたもので46タイトルになるが、全てアナログ盤の リイシューかというとそうでないものもある。40強と見てほしい。 3月、4月は日本コロンビアがルースターズ、ジッタリンジンを出し、5月にはエンケン、布谷ら、 70年代日本のロックの名盤が紙ジャケで復活、夏には荒木一郎が紙ジャケ化された。 秋になると、ちあき、ひばりが紙ジャケ化されたが、アーティストのコレクションとしてなんだか 中途半端な感も・・。12月は新生ティン・パンで再度注目を集めたティン・パン・アレーの PANAMレーベル時代のアルバムが紙ジャケ化されました。 個人的には、5月のVINTAGE COLLECTIONのRCサクセションと喜納昌吉&チャンプルーズが 発売中止になった残念。どちらもバンド単位で、まとめて紙ジャケ化してほしいものです ●00/3 ザ・ルースターズ 20th Year Anniversary (6W) ¥2000 日本コロムビア ●00/4 ジッタリン・ジン (5W) \1,260〜\2,625 日本コロムビア ●00/5 VINTAGE COLLECTION 紙ジャケット完全復刻パーフェクトリイシュー 遠藤賢司ほか(8W) \2200 ポリドール ●00/5〜9 荒木一郎ほか SHOW BOAT MASTERPIECE SERIES 2000(全13W) ¥2800 sky sataion ●00/7 渚にて (3W) ¥2800 Pーヴァイン  00/10 ちあきなおみアーカイブス アルバム復刻・これくしょんシリーズ(4W) ¥2000 日本コロムビア ●00/11 美空ひばり 復刻盤(3W) \2730 日本コロムビア ●00/12 ティン・パン・アレー PANAMレーベル ティン・パン・アレー名盤リマスター(4W) ¥1800 日本クラウン

その他
海外、BOX、企画シリーズなどで特に印象に残ったもの。 ●00/9 BLACK SABBATH MINIATURE LP REPLICAS ON CD 8W SANCTUARY RECORDS/CASTLE(UK) ●00/春 PETE TOWNSHEND 2W UK EELPIE ●99〜00 AFFINITYほか 17W ITA AKARMA ●00/秋 Gentle Giant In a Glass House 1W 欧Alucard ●00/? ブルース・リー (8W) ¥2200 大丸商事/MAXEntertainment 今年は海外でも盛んに紙ジャケが制作された。なかには、日本製に肉薄する出来映えものもあるが、 一九堂などに発注しているのでは?という噂も。果たして真偽のほどは? BOXものでは、バースタインのベートベンBOX、ベイシティ・ローラーズBOXが発売されたはずだが、 ’00年末時点で未だ未確認(ホントに出たのか?)
昨年のこのコーナーで、来年こそ、皆さんからの投票形式で・・・と思っていたのですが、 組織票の問題等を勘案し、結局、探検隊側で独自選定する方向に。 (ホントは単に投票システムを作るのが間に合わなかったという説も。) もしご意見あれば、是非こちらへおよせください。 toppage database

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