ビクター
ビクター・エンターテインメント、ユニヴァーサル・ビクター
Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
何といってもビクターは紙ジャケのパイオニアである。この素晴らしい
日本独自仕様のフォーマットを考え出した人には単純に感謝したい。探
検隊としてはビクターに足を向けて寝られないのである(印刷を担当し
た一九堂さんにも)。ただ紙ジャケ=限定という図式を作り出したのも
ビクターである。探している紙ジャケが見つからず、くやしい思いをし
た夜などはビクターに足を向けて寝るのである。この際だから紙ジャケ
名盤の限定解除、アンコールプレスの道もビクターにひいてもらいたい
ものだ。
ともかく94年3/2にリリースされたジャズの紙ジャケシリーズが日本の誇
る紙ジャケの第1歩であった。もちろん本来は20bitK2という画期的な
デジタル伝送方式によるリマスターが主である。その後ロックでもEL
P、ハロウィン、エアロスミスと続々とリリースされた。

最も歴史と伝統のある「MASTERS OF JAZZ」は、探検隊が
把握しているだけでもビクター・エンターティンメント系列とMCA系
列あわせて計168枚。
最後の方はさすがに息切れ気味で、「こんなものまで紙ジャケにするの
?」という面もあった。今年から待望の2巡目に突入する。20bitK2か
らデジタルK2へ進化したということだが、そんなことはいいから単純
にアンコールプレスして欲しかった。インパルスのコルトレーン関係は
何度か再発し、99/1/21にはついに1680円というありがたくて涙が出る価
格でリリースされる(中古で買ってもそれくらいする)。探検隊はこち
らのやり方を支持する。
 なおここではビクターエンターティンメントとユニヴァーサルビクタ
ーをあわせて掲載している。これはMASTERS OF JAZZのシリーズが両社
の合同企画だったためである。

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
マスターズ・オブ・ジャズ
20ビットK2・ハイクォリティCDシリーズ

94/3/2〜97/3
リリース 各\2427 168W?

94/3/2 20W
PRESTIGE
VICJ5069 ソニー・ロリンズ/サキソフォン・コロッサス(写真)
VICJ5070 ジョン・コルトレーン/ソウル・トレーン
VICJ5071 マイルス・デイビス/バグス・グルーヴ
VICJ5072 レッド・ガーランド/グルーヴィー
VICJ5073 ケニー・ドーハム/静かなるケニー

RIVERSIDE
VICJ5074 ビル・エヴァンス/ポートレイト・イン・ジャズ+1(写真)
VICJ5075 セロニアス・モンク/セロニアス・ヒムセルフ+1
VICJ5076 ウイントン・ケリー/ケリー・ブルー+2
VICJ5077 ウェス・モンゴメリー/インクレディブル・ジャズ・ギター
VICJ5078 ケニー・ドリュー・トリオ

IMPULSE/DECCAヴォーカル編
MVCZ26 ジョン・コルトレーン/バラード(写真)
MVCZ27 ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
MVCZ28 ジョン・コルトレーン/ライブ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
MVCZ29 デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン
MVCZ30 ソニー・ロリンズ/アルフィー
MVCZ31 オリヴァー・ネルソン/ブルースの真実
MVCZ32 カウント・ベイシー/カンサス・シティ・セヴン
MVCZ33 ペギー・リー/ブラック・コーヒー
MVCZ34 エラ・フィツジェラルド/ソングス・イン・ナ・メロー・ムード+8
MVCZ35 ルイ・アームストロング/ハロー・ドーリー!
シリーズ評価 5 GREAT!
そこら中で書いているが、とにかくこのシリーズこそ最初の紙ジャケで
あり、その後のフォーマットを決定づけたシリーズである。詳しい仕様
はこちらを見てもらいたい。やはりオリジナル。よく考えられた仕様だ。
ファンの支持をうけ、その後各社ともこれにならっていくことになる。
偉大なオリジネイターである。
なおこの第1期のプレゼントは葉書を送った人の中から抽選で、レーベ
ルロゴ入りDJバッグ、同ロゴ入りベースボールキャップ、直輸入ポス
ターのいずれかが当たるというものだった。
ライナーはLP発売時のもの。
個人的に20bitK2の凄さを最も感じたのは、何故かペギー・リーの
「ブラック・コーヒー」(写真下)。これ、ホントに1953年の録音?
80年代の音よりいいんだけど.....。

シリーズで1枚
これはコメントのしようがない。特に第一期はジャズのアルバムでも屈
指の超級名盤がいくつもある。
新品ではもはや購入不能だが、中古で見つけたらほとんどが即GET。
ビクターの1番の「サキ・コロ」とMCAの最初の「バラード」は世界
中で一家に2枚くらいあってもいいと思う。
レア度(99年初頭)
デジタルK2が発表されたあたりからチラホラ中古店でみかけるように
なってきた。もちろん第1期、第2期あたりは新品ではほとんどない。
このシリーズはこの後97/3月まで続々とリリースされるが、最後の方は
名盤度も低く、今でも新品で購入可能だ。(s)

94/3/24 20W

CONTEMPORARY
VICJ5079 アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1(写真)
VICJ5080 ソニー・ロリンズ/ウエイ・アウト・ウエスト+3
VICJ5081 ハンプトン・ホーズ/ザ・トリオVol.1
VICJ5082 シェリー・マン/マイ・フェア・レディ
VICJ5083 ザ・ポール・ウィナーズ

RIVERSIDE/PRESTIGEライブ編
VICJ5084 ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビイ+4
VICJ5085 エリック・ドルフィー・アット・ ザ・ファイヴ・スポットVol.1
VICJ5086 ウエス・モンゴメリー/フル・ハウス+3(写真)
VICJ5087 セロニアス・モンク/ミステリオーソ+2
VICJ5088 バリー・ハリス/アット・ザ・ジャズ・ワークショップ+3

IMPULSE/DECCAヴォーカル編
MVCZ36 ジョン・コルトレーン/至上の愛(写真) 
MVCZ37 ジョン・コルトレーン/インプレッションズ
MVCZ38 ジョン・コルトレーン/クレッセント
MVCZ39 ジョン・コルトレーン/エクスプレッション
MVCZ40 キース・ジャレット/生と死の幻想
MVCZ41 マッコイ・タイナー/バラードとブルースの夜
MVCZ42 チャールス・ミンガス/5(ファイヴ)ミンガス
MVCZ43 チャーリー・ヘイデン/リベレーション・ミュージック・オーケストラ
MVCZ44 カーメン・マクレー/ブック・オブ・バラーズ
MVCZ45 ヘヴァリー・ケニー/ボーン・トゥ・ビー・ブルー

第二期もため息が出るくらいの名盤ぞろい。ロイ・デュナンの名録音
「ミーツ・ザ・リズム・セクション」は、以前からオーディオ・チェック
用として使われていたが、この間スピーカーシステムのプレゼンに来たB
OSEの人がこの紙ジャケ版を使っていたのには笑えた。メディアやハー
ドが変わってもこういう伝統って残るもんなんですね。(s)

94/9/7 10W

PRESTIGE
VICJ5092 マイルス・デイビス/クッキン 
VICJ5093 マイルス・デイビス/リラクシン
VICJ5094 マイルス・デイビス/スティーミン
VICJ5095 マイルス・デイビス/ワーキン
VICJ5096 ソニー・ロリンズ/テナー・マッドネス
VICJ5097 ジャッキー・マクリーン/4,5&6(写真)
VICJ5098 ジョージ・ウォーリントン・ライブ・アット・カフェ・ボヘミア
VICJ5099 マル・ウォルドン/マル1
VICJ5100 レイ・ブライアント・トリオ
VICJ5101 ロイ・ヘインズ/ウィ・スリー

このマクリーンの紙ジャケ、かっこいいです。写真ではよく見えないか
もしれないけど、マクリーンがプワーとタバコの煙はいてる写真。で、
なんかジャケの上の方がいい感じに黄ばんでます。たぶんフィルムを起
こしたオリジナルLPが黄ばんでたんだろうけど、ジャズ喫茶〜って感
じです。
シリーズ的にはついにマイルスのING4部作が登場!(S)

94/9/24 10W

DECCA/DOT/CORAL
MVCZ50 エディ・コスタ/ハウス・オブ・ブルー・ライツ
MVCZ51 ジョージ・ラッセル/ニューヨーク、N.Y.(写真)
MVCZ52 ジョージ・ラッセル/ジャズ・イン・ザ・スペース・エイジ
MVCZ53 エディ・コスタ・ウィズ・ビル・エヴァンス/ガイズ・アンド・ドールズ・ライク・ヴァイブス
MVCZ54 ソニー・クリス/アット・ザ・クロスロード
MVCZ55 アル・コーン・クインテット・フィーチャリング・ズート・シムズ/アル・アンド・ズート
MVCZ56 マニー・アルバム/ジャズ・グレーツ・オブ・アワ・タイム
MVCZ57 マニー・アルバム/ジャズ・グレーツ・オブ・アワ・タイムVol.2
MVCZ58 マニー・アルバム・アンド・ヒズ・ジャズ・グレーツ/ジャズ・ニューヨーク
MVCZ59 カウント・ベイシー&ミルス・ブラザーズ

この時リリースされた10枚はけっこう中古屋でもみかけます。わりと地味
めなラインアップ。下の写真はおそらくこの1枚のためにMASTERS OF JAZZに
ラインナップされたDOTレーベルの名盤「ハウス・オブ・ブルーライツ」。

94/11/30 20W

RIVERSIDE
VICJ5102 ビル・エヴァンス/サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5
VICJ5103 ビル・エヴァンス/エクスプロレイションズ+2(写真)
VICJ5104 ビル・エヴァンス/インタープレイ+1
VICJ5105 キャンノンボール・アダレイ・ウィズ・ビル・エヴァンス/ノウ・ホワット・アイ・ミーン
VICJ5106 ナット・アダレイ/ワーク・ソング
VICJ5107 チェット・ベイカー・ウィズ・ビル・エヴァンス/チェット
VICJ5108 ブルー・ミッチェル/ブルース・ムーズ
VICJ5109 ドン・フリードマン/サークル・ワルツ
VICJ5110 ボビー・ティモンズ/ジス・ヒア
VICJ5111 ウィントン・ケリー/ウィスパー・ノット+1
IMPULSE
MVCZ60 ジョン・コルトレーン/セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス 
MVCZ61 ジョン・コルトレーン/クル・セ・ママ
MVCZ62 ジョン・コルトレーン/カルテット・プレイズ
MVCZ63 ロイ・ヘインズ/アウト・オブ・ジ・アフタヌーン
MVCZ64 エルヴィン・ジョーンズ&リチャード・デイビス/ヘヴィ・サウンズ
MVCZ65 ソニー・ロリンズ/オン・インパルス
MVCZ66 クインシー・ジョーンズ/ザ・クインテッセンス
MVCZ67 ギル・エヴァンス/アウト・オブ・ザ・クール
MVCZ68 シェリー・マン/2 3 4
MVCZ69 アーチー・シェップ/ザ・マジック・オブ・ジュジュ

一転して超強力なラインナップが登場します。クセのある名盤が多く、一般
的には二番手三番手にくるものばかりですが、JAZZの醍醐味がもっとも
濃く味わえる所ではないでしょうか。ジャケ的にはシェップの「ジュジュ」
が最高です。(だってドクロに花がペイントされんだよ。なんか崇高な意味
があんのかいな)。
この11月、ビクターの独占状態だった紙ジャケ界に、ついに日本コロムビ
アがSAVOYの紙ジャケ化で参入。紙ジャケ競争の火ぶたがきって落とさ
れました(?)。なにしろ相手はパーカーの5連発から開始ですから強力で
した。果たして両メーカーに競争意識なんてあったのでしょうか。(s)

94/12/16 10W

PRESTIGE
VICJ5112 マイルス・デイビス/ウォーキン
VICJ5113 ジョン・コルトレーン/コルトレーン
VICJ5114 ジョン・コルトレーン/スターダスト
VICJ5115 M.J.Q./ジャンゴ
VICJ5116 M.J.Q./コンコルド
VICJ5117 エリック・ドルフィー/アット・ザ・ファイブ・スポットVol.2
VICJ5118 セロニアス・モンク・トリオ/セロニアス・モンク・トリオ
RIVERSIDE
VICJ5119 セロニアス・モンク/ブリリアント・コーナーズ(写真)
VICJ5120 セロニアス・モンク/モンクス・ミュージック+2
VICJ5121 ジョニー・グリフィン/ザ・リトル・ジャイアント

MJQとモンクの名作がついに登場します。ドルフィーの「ファイヴ・スポッ
ト」もようやく紙ジャケで2枚そろえることができました。(s)

95/3/29 20W

PRESTIGE
VICJ5130 ソニー・ロリンズ・ウィズ・MJQ
VICJ5131 ソニー・ロリンズ/ワークタイム
VICJ5132 ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン
VICJ5133 ジョージ・ウォーリントン/ジャズ・フォー・ザ・キャリッジ・トレード
VICJ5134 ソニー・クリス/アップ・アップ・アンド・アウェイ
RIVERSIDE
VICJ5135 ビル・エヴァンス/ムーン・ビームス
VICJ5136 ビル・エヴァンス/エヴリバディ・ディグス・ビル・エヴァンス+1
VICJ5137 セロニアス・モンク・ウィズ・ジョン・コルトレーン
VICJ5138 ウエス・モンゴメリー/ボス・ギター+2
VICJ5139 ジョニー・グリフィン/ザ・ケリー・ダンサーズ
PABLO
VICJ5140 ジョー・パス/ヴァーチュオーゾ
VICJ5141 アート・テイタム〜ベン・ウェブスター・カルテット
VICJ5142 ジ・アート・テイタム・トリオ
VICJ5143 デューク・エリントン・オーケストラ/女王組曲(写真)
VICJ5144 カウント・ベイシー・オーケストラ/ベイシー・ビッグ・バンド
VICJ5145 エラ・フィッツジェラルド&オスカー・ピーターソン/エラ&オスカー
VICJ5146 エラ・フィッツジェラルド&ジョー・パス/テイク・ラヴ・イージー
VICJ5147 サラ・ヴォーン/枯葉
VICJ5148 サラ・ヴォーン&オスカー・ピーターソン・ビッグ4/ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン?
VICJ5149 サラ・ヴォーン&ザ・カウント・ベイシー・オーケストラ

紙ジャケ2年目に突入。パブロレーベルがドッとリリースされました。
「ヴァーチュオーゾ」や「女王組曲」のシリーズ入りは喜ばしい限り。
「ムーンビームス」は名盤として取り上げられることはあまりないのですが、
ジャケのせいで隠れ人気があります。まぁただ金髪の女の子が写ってるだけ
なんで、ジャケ的には価値はないんスけど。こういうのに弱いんですよね。
内容は大バラード大会で賛否両論あります(S)。

95/7/26 バイ・リクエスト 30W(ファンからのリクエストで20bitK2化を行ったもの)

PRESTIGE
VICJ5155 スタン・ゲッツ・カルテッツ+4 
VICJ5156 リー・コニッツ/サブコンシャス・リー
VICJ5157 スティット、パウエル&J.J.+3
VICJ5158 マイルス・デイビス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ(写真)
VICJ5159 マイルス・デイビス/ディグ+2 
VICJ5160 ミルト・ジャクソン・クァルテット
VICJ5161 フィル・ウッズ/ウッドロア+4
RIVERSIDE
VICJ5162 ビル・エヴァンス/グリーン・ドルフィン・ストリート
VICJ5163 ビル・エヴァンス/ハウ・マイ・ハート・シングス+1
VICJ5164 ビル・エヴァンス/ニュー・ジャズ・コンセプションズ+1
VICJ5165 キャノンボール・アダレイ・イン・サンフランシスコ
VICJ5166 セロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エリントン
VICJ5167 ディック・モーガン・アット・ザ・ショウボート
VICJ5168 ペッパー・アダムス/10トゥ4アット・ザ・ファイブ・スポット
CONTEMPORARY
VICJ5169 アート・ペッパー・プラス・イレブン+3
VICJ5170 フィニアス・ニューボーン・Jr./ワールド・オブ・ピアノ
VICJ5171 フィニアス・ニューボーン・Jr./ハーレム・ブルース
VICJ5172 アンドレ・プレビン/キング・サイズ
PABLO
VICJ5172 カウント・ベイシー&ズート・シムズ/ベイシー&ズート 
VICJ5173 ズート・シムズ・アンド・ザ・ガーシュイン・ブラザーズ+1
IMPULSE
MVCZ74 J.J.ジョンソン&カイ・ウインディング/ザ・グレート・カイ&J.J.
MVCZ75 フレディ・ハバード/ジ・アーティストリー・オブ・フレディ・ハバード
MVCZ76 マッコイ・タイナー/インセプション
MVCZ77 マッコイ・タイナー/マッコイ・タイナー・ライブ・アット・ニュー・ポート
MVCZ78 ミルト・ジャクソン/ザッツ・ザ・ウエイ・イット・イズ
MVCZ79 フィル・ウッズ/グリーク・クッキング
MVCZ80 ソニー・クリス/ウォーム・アンド・ソニー
MVCZ81 ソニー・クリス/ザ・ジョイ・オブ・サックス
MVCZ82 フリーダ・ペイン/アフター・ザ・ライツ・ゴー・ダウン・ロウ
MVCZ83 チャールズ・ミンガス/チャールズ・ミンガス・プレイズ・ピアノ

さすがにシリーズもマンネリ化してきたのか、ビクターも新趣向に出ます。
なんとファンからリクエストをつのってそれを20bitK2紙ジャケ化しよ
うという企画です。全部で30W。CDには集計結果の一覧が別紙で封入
されていてけっこう楽しめました。

ちなみに1位は「スティット、パウエル&J.J.」でした。

ビックリしたのは「モンク・プレイズ・エリントン」のジャケがそれまで
のCDとは全くちがっていたことです。それまではなんかルソーの絵をあ
しらった、はっきりいってどーでもいいジャケだったのです。
発売当時あんまり売れなかったんで、名画でもつければ知らずに買う人が
いるとでも思ったんでしょうか?
とにかくこれでビクター・エンターテインメント系はひとまず終わったよ
うです(おそらく。でもまだあったりして)。
MCAはまだまだ懲りずに出し続けます。(W)

95/11/22 ジョン・コルトレーン 7w

IMPULSE
MVCZ84 ステラー・リージョンズ
MVCZ85 ライブ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン
MVCZ86 トランジション
MVCZ87/88 ライブ・イン・シアトル
MVCZ89 アフリカ・ブラス
MVCZ90 コルトレーン
MVCZ91 アセンション(写真)

コルトレーンの残りがダーっと出ました。「オム」や「メディテーション
ズ」はさすがにでなかったようです。ちなみに上の写真の「アセンション」
はかつて邦題が「神の園〜ジョン・コルトレーンの境地」でした。

96/7/24 11w
IMPULSE
MVCZ98 ジョン・コルトレーン/ライヴ・アット・バードランド
MVCZ101 マッコイ・タイナー/プレイズ・エリントン
MVCZ102 マッコイ・タイナー/リーチング・フォース
MVCZ103 スタンリー・タレンタイン/レット・イット・ゴー
MVCZ104 エルヴィン・ジョーンズ&ジミー・ギャリソン・セクステット/イルミネイション
MVCZ105 フレディ・ハバード/ザ・ボディ・アンド・ソウル
MVCZ106 カーティス・フラー/ソウル・トロンボーン
MVCZ108 ズート・シムズ/ウェイテング・ゲーム
MVCZ107 ジョニー・ハートマン/アイ・ジャスト・ドロップト
MVCZ109 テリー・ギブス・カルテット/テイク・イット・フロム・ミー
MVCZ110 デューク・エリントン/ライブ・アット・ザ・ホイットニー

ようやくこの当たりのインパルスのことがわかりました。
それにしても「〜バードランド」だけ品番が離れているのがどうも解せ
ません。やはり予定していた「オム」とか「メディテーションズ」の辺
りをとりやめたということでしょうか?

また同じ96/7/24にジョン・コルトレーンのimpulse盤が再プレスされています。
品番/価格は同じ。タイトルは以下の通り
バラード
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
至上の愛
クレッセント
エクスプレッション
セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス
デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン

97/3/21 10W

IMPULSE
MVCZ118 マリオン・ブラウン/ヴィスタ
MVCZ119 マリオン・ブラウン/スウィート・アース・フライング
MVCZ120 マリオン・ブラウン/ジーチー・リコレクションズ
MVCZ121 ファラオ・サンダース/エレヴェーション
MVCZ122 アルバート・アイラー/ザ・ラスト・アルバム(写真)
MVCZ123 サム・リヴァース/ストリームス〜ライブ・アット・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル
MVCZ124 アーチー・シェップ/KWANZA(クワンザ)
MVCZ125 アリス・コルトレーン/ア・モナスティック・トリオ
MVCZ126 ガトー・バルビエリ/チャプター・スリー
MVCZ127 トム・スコット/ルーラル・スティル・ライフ

おそらくこれが最後のマスター・オブ・ジャズではないかと思われて
いる(探検隊では)。よくぞここまで出してくれたといえよう(偉そう)。
ということでアイラーのラスト・アルバムを推薦しときます。
でもまぁやはり最後はちょっと無理矢理的なラインアップではある。
私の好きなロリンズの「イースト・ブロードウェイ〜」は結局でなか
った(S)。

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
20bitK2
コルトレーン・ディスカヴァリー・コレクション

99/1/21
リリース ¥1680 10W

IMPULSE
MVCZ10025 バラード 
MVCZ10026 至上の愛
MVCZ10027 デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン
MVCZ10028 ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
MVCZ10029 コルトレーン
MVCZ10030 クレッセント
MVCZ10031 ジョン・コルトレーン・カルテット・プレイズ
MVCZ10032 クル・セ・ママ(写真)
MVCZ10033 インプレッションズ
MVCZ10034 ライブ・アット・バードランド

シリーズ評価 5 GREAT!
プラスチック製のカバーはないが、それ以外はレーベルも含め既発
のものといっしょ。もちろんノープロブレムだ。これで全部1680円
である。この名盤が紙ジャケで。何のモンクもありません。
ちなみにレーベル裏の内径を見るとちゃんと旧番号が刻印されてい
る。ご安心ください。安くてもまったく前と同じもの、完全な再プ
レスである。
<追記99/1/25>
と、書いたすぐ後になんですが、まったく同じではありませんでした。
「バラード」の背が「至上の愛」に、「至上の愛」の背が「エリント
ン〜」に入れ替わってしまっています。明らかに印刷ミスです。帯を
とってみないとわからないので店頭では気づきませんでした。まさか
回収はしないでしょうが、最も人気のある2作品だけにレコード会社
の対応が注目されます。当然、以前出たオリジナルの紙ジャケ(?)
は間違っていませんでした。

<さらに追記99/1/25PM>
なんと交換してくれるようです。1/26日以降に購入した店頭にCD
を持っていけばちゃんとした背表紙のものに変えるとのこと。
ということは刷り直し/再プレスして、現在店頭にあるのは回収する
ということです。
すごいぞMCA。レコード会社の鏡です。
(コルトレーンじゃなかったらこうはいかなかった?)
でも、じゃあ交換しないで持っておきたいという人もけっこうでて
くるかもしれませんね。コレクター気質として。

<さらにさらに追記99/1/26PM>
再プレスではなくて、ジャケットだけ刷り直したようです(そりゃ
そうだ)。だから回収しません。また交換ではなくて、不良品を返
す必要はないそうです。コレクターのみなさん、安心してレコード
店へいきましょう。てことで手元にはジャケットが2種類残ること
になります。なお、上記で印刷ミスとか書いてますが、正式な言い
方は「ジャケット不良」でした。関係者のみなさんスミマセン。

シリーズで1枚
安いんだから1枚といわず全部買えたら買った方がいいシリーズ。
でもまぁ普通は「バラード」か「至上の愛」でしょう。
「至上の愛」はクァルテット編成によるジャズの頂点。名実ともに
金字塔。精神性とか宗教性とか、当時の世相がどうのこうのいうジャ
ズおやじもいるが、そんなこといっさい知らなくても感動できる
(実際わたしもそうでした)。
個人的には「クルセママ」もよく聴くし(そんなにフリーじゃない
です)。ハートマンとやったアルバムもなごみます。「〜バードラ
ンド」も燃えます。やっぱり全部か?
レア度(99/1/21)
このシリーズを買おうとレコード屋に入って、ずーっと奥の方のジャズ
コーナーへ向かおうとしたら、店全体に「セルフレスネス」の「マイ・
フェヴァリット〜」がかかっていた。入り口付近で周りはJ−POPだ
らけ。異質でもなんでもなくて、凄かった。なんかまたコルトレーンに
戦慄してしまった。なんで何回もこうなるんだろう。
でもこのニューポートのマイフェヴァって、家のオーディオで聴くより、
だだっぴろい場所でラジオとかスピーカーとかから流れてる方が断然い
いんだけど。気のせい?
発売されたばかりですので、もちろん買えます。店によってはポスター
や名刺入れがもらえます。(s)

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
プレスティッジ創立50周年記念
HERITAGE OF JAZZ BY DIGITALK2 第1回

99/2/3
リリース ¥2400 20w(全100W)

PRESTIGE
VICJ60261 ソニー・ロリンズ/サキソフォン・コロッサス 
VICJ60262 ソニー・ロリンズ/テナー・マッドネス
VICJ60263 マイルス・デイビス/バグス・グループ
VICJ60264 マイルス・デイビス/ウォーキン
VICJ60265 マイルス・デイビス/クッキン
VICJ60266 マイルス・デイビス/リラクシン
VICJ60267 マイルス・デイビス/ワーキン
VICJ60268 マイルス・デイビス/スティーミン
VICJ60269 ジョン・コルトレーン/ソウルトレーン
VICJ60270 ジョン・コルトレーン/コルトレーン
VICJ60271 ジョン・コルトレーン/スターダスト
VICJ60272 M.J.Q/ジャンゴ
VICJ60273 M.J.Q/コンコルド
VICJ60274 エリック・ドルフィー/アット・ザ・ファイヴ・スポットVol.1[+1]
VICJ60275 ケニー・ドーハム/静かなるケニー
VICJ60276 ジャッキー・マクリーン/4, 5&6
VICJ60277 スタン・ゲッツ・カルテッツ[+4](写真)
VICJ60278 レッド・ガーランド/グルーヴィー
VICJ60279 レイ・ブライアント・トリオ
VICJ60280 セロニアス・モンク・トリオ
シリーズ評価 4 GOOD
新方式のデジタルK2によるマスタリング、
20bitK2によるコーディング。音の評価はこちらへ。
ついにビクターの紙ジャケが2順目に入ったことは喜ばしいこと。
単純に喜びましょう。
値段は27円下がったが消費税があがっているので、結局払う金は
20円余計になってしまう。仕様の違いは以下の通り。

・プラスティック・スリーヴはつかなくなった。
・そのかわりジャケがブルーノートのようにビニールコーティング
 されている。
・ライナーは書き下ろし。原文ライナーの翻訳も掲載。
・レーベルは以前の周囲のアナログレコードを模した部分はなくな
 って、全面レーベルデザインになった。
・そして極めつけは帯が従来のCDのかぶせ帯ではなく、LP時代
 の巻き帯を模したものになったこと(私は初めて見た気がする)。
100枚のラインナップも決定ではないようだが発表されたので、
マスターオブジャズとのカタログの違いがはっきりした。
→ラインナップ比較

なおコルトレーンのディスカバリーコレクションに引き続きまたも
事故があった。「バグス・グルーヴ」と「クッキン」の解説の裏側
(裏ジャケをの翻訳転載)がいれかわってしまったのだ。
今回は発売に刷り直しが間にあったようで、買うとすぐ店頭でちゃ
んとした解説がもらえる。
シリーズで1枚
無理を承知で選んでみましょう。これからジャズを聞いてみようと
いう人は「サキソフォン・コロッサス」は避けては通れません。
いきなりマニア道まっしぐらしちゃって、気付いたら買ってなかっ
たって人も、今ならデジタルK2にかこつけて恥ずかしがらずに買
えます。
もうサキコロいっぱい持ってる人は、また買いましょう。
ビクターさんが酔狂にも刷りミスで緑盤混ぜてくれるとうれしぃん
ですけどねぇ。何回もだしんてんだから1回くらいやってくんない
かなぁ。(S)

99/3/31  20W
PRESTIGE
VICJ60281 マイルス・デイビス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ
VICJ60282 ソニー・ロリンズ・ウィズ・ザ・モダン・ジャズ・クァルテット
VICJ60283 ソニー・ロリンズ/ワークタイム
VICJ60284 ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン
VICJ60285 エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVol.2
VICJ60286 ソニー・クリス/アップ・アップ・アンド・アウェイ
VICJ60287 ジョージ・ウォリントン・ライブ・アット・カフェ・ボヘミア
VICJ60288 マル・ウォルドン/マル-1
VICJ60289 ロイ・ヘインズ/ウィ・スリー
VICJ60290 ザ・トミー・フラナガン・トリオ
RIVERSIDE
VICJ60291 ビル・エバンス/ポートレイト・イン・ジャズ+1
VICJ60292 ビル・エバンス/ワルツ・フォー・デビー+4
VICJ60293 ビル・エバンス/サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5
VICJ60294 ビル・エバンス/エクスプロレイションズ+2
VICJ60295 セロニアス・モンク/セロニアス・ヒムセルフ+1
VICJ60296 セロニアス・モンク/ブリリアント・コーナーズ
VICJ60297 ウェス・モンゴメリー/インクレディブル・ジャズ・ギター
VICJ60298 ウェス・モンゴメリー/フル・ハウス+3
VICJ60299 ウィントン・ケリー/ケリー・ブルー+2
VICJ60300 ケニー・ドリュー/ケニー・ドリュー・トリオ

以下99/6、8、9と計5回、100Wが予定されているウヒャー(うれしい
悲鳴)。またラインナップが当初の予定より変更されました。
シリーズで1枚
エヴァンスのリバーサイド4部作ってやっぱり目玉なんだと思う。
中でも「ワルツ・フォー・デビー」は素人から玄人まで楽しめる
間口が広くて奥が深い超ド級名盤なんだけど、個人的にはジャケ
はエヴァンスが写ってる方がいい。だから「エクスプロレイショ
ンズ」がオススメ。内容も一番好き。(S)

第2回以降印が初紙ジャケ化(おそらく)
99/6/2

VICJ60301 マイルス・デイビス/ディグ+2
VICJ60302 マイルス・デイビス/マイルス〜ザ・マイルス・デイビス・クィンテット(写真)
VICJ60303 ジョン・コルトレーン/ラッシュ・ライフ
VICJ60304 ジョージ・ウォーリントン/ジャズ・フォー・ザ・キャリッジ・トレード
VICJ60305 レッド・ガーランド/ソウル・ジャンクション
VICJ60306 ビル・エヴァンス/インタープレイ+1
VICJ60307 ビル・エヴァンス/ムーン・ビームス
VICJ60308 ビル・エヴァンス/ハウ・マイ・ハート・シングス+1
VICJ60309 セロニアス・モンク/モンクス・ミュージック+2
VICJ60310 ドン・フリードマン/サークル・ワルツ
VICJ60311 アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1
VICJ60312 ソニー・ロリンズ/ウエイ・アウト・ウエスト+3
VICJ60313 ハンプトン・ホーズ/ザ・トリオVol.1
VICJ60314 シェリー・マン/マイ・フェア・レディ
VICJ60315 フィニアス・ニューボーン・Jr./ハーレム・ブルース
VICJ60316 ジョー・パス/ヴァーチュオーゾ
VICJ60317 サラ・ヴォーン/枯葉
VICJ60318 サラ・ヴォーン&オスカー・ピーターソン・ビッグ4/ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン?
VICJ60319 エラ・フィッツジェラルド&ジョー・パス/テイク・ラヴ・イージー
VICJ60320 アート・テイタム〜ベン・ウェブスター・カルテット

99/8/4

VICJ60321 ソニー・ロリンズ/プラス・フォー(写真)
VICJ60322 セロニアス・モンク・アンド・ソニー・ロリンズ
VICJ60323 スティット、パウエル&J.J.+3
VICJ60324 アート・ファーマー&ジジ・グライス/ホエン・ファーマー・メット・グライス
VICJ60325 モダン・ジャズ・クァルテット&ミルト・ジャクソン・クィンテット/MJQ
VICJ60326 リー・コニッツ/サブコンシャス・リー
VICJ60327 トミー・フラナガン&ジョン・コルトレーン/ザ・キャッツ
VICJ60328 ブッカー・アーヴィン/ザ・ソング・ブック
VICJ60329 ミルト・ジャクソン・クァルテット
VICJ60330 キャンノンボール・アダレイ・ウィズ・ビル・エヴァンス/ノウ・ホワット・アイ・ミーン+2
VICJ60331 ビル・エヴァンス/エヴリバディ・ディグス・ビル・エヴァンス+1
VICJ60332 キャノンボール・アダレイ/キャノンボール・アダレイ・イン・サンフランシスコ+1
VICJ60333 ナット・アダレイ/ワーク・ソング
VICJ60334 セロニアス・モンク・ウィズ・ジョン・コルトレーン
VICJ60335 ボビー・ティモンズ/ジス・ヒア
VICJ60336 ジョニー・グリフィン/ザ・リトル・ジャイアント
VICJ60337 ウエス・モンゴメリー/ボス・ギター+2
VICJ60338 ウィントン・ケリー/ウィスパー・ノット+1
VICJ60339 レッド・ガーランド/ニアネス・オブ・ユー
VICJ60340 チェット・ベイカー・ウィズ・ビル・エヴァンス/チェット+1

99/9/22

VICJ60341 マイルス・デイビス/ザ・ミュージングス・オブ・マイルス
VICJ60342 マイルス・デイビス/コレクターズ・アイテム
VICJ60343 マイルス・デイビス&ミルト・ジャクソン
VICJ60344 クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム
VICJ60345 ケニー・バレル/ブルージー・バレル
VICJ60346 レッド・ガーランド/レッド・ガーランズ・ピアノ
VICJ60347 レッド・ガーランド/ア・ガーランド・オブ・レッド
VICJ60348 ブルー・ミッチェル/ブルース・ムーズ
VICJ60349 ビル・エヴァンス/グリーン・ドルフィン・ストリート
VICJ60350 ビル・エヴァンス/ニュー・ジャズ・コンセプションズ+1
VICJ60351 セロニアス・モンク/ザ・ユニーク
VICJ60352 セロニアス・モンク/アローン・イン・サンフランシスコ+1
VICJ60353 セロニアス・モンク/ミステリオーソ+2
VICJ60354 アビー・リンカーン/ザッツ・ヒム+2
VICJ60355 ベニー・カーター/スインギン・ザ・トゥエンティーズ+3
VICJ60356 ザ・ポール・ウィナーズ
VICJ60357 バーニー・ケッセル/イージー・ライク+2
VICJ60358 ジ・アート・テイタム・トリオ
VICJ60359 ジャズ・アット・マッセイ・ホール(写真)
VICJ60360 デイブ・ブルーベック・クァルテット/ブルーベック〜デスモンド+8

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
プレスティッジ創立50周年記念
HERITAGE OF JAZZ BY DIGITALK2 第2期

99/11,12,2000/1
リリース ¥2400 50w

99/11 20W

VICJ60421 マイルス・デイビス・アンド・ホーンズ+1
VICJ60422 ソニー・ロリンズ/プレイズ・フォー・バード+1
VICJ60423 ジョン・コルトレーン/トレーニング・イン
VICJ60424 ジョン・コルトレーン/セッティング・ザ・ベース
VICJ60425 タッド・ダメロン・ウィズ・ジョン・コルトレーン/メイティング・コール
VICJ60426 ワーデル・グレイ・メモリアルvol.1+3(写真)
VICJ60427 ワーデル・グレイ・メモリアルvol.2
VICJ60428 ジーン・アモンズ/ボス・テナーズ
VICJ60429 エリック・ドルフィー/アウトワード・バウンド+3
VICJ60430 エリック・ドルフィー/ファー・クライ+1
VICJ60431 ジャッキー・マクリーン/ア・ロング・ドリンク・オブ・ザ・ブルース
VICJ60432 フィル・ウッズ/ウッドロア+4★
VICJ60433 ソニー・クリス/ジス・イズ・クリス!+4
VICJ60434 ジョージ・ウォーリントン/ザ・ニューヨーク・シーン
VICJ60435 ギル・エヴァンス&テン
VICJ60436 ザ・プレスティッジ・オールスタース/オールナイト・ロング+1
VICJ60437 ジミー・レイニー/A
VICJ60438 パット・マルティーノ/エル・オンブレ
VICJ60439 レッド・ガーランド/オール・カインド・オブ・ウェザー
VICJ60440 バーバラ・リー+2
★以外は初紙ジャケ化

99/12 20W

VICJ60441 マイルス・デイビス/ブルー・ヘイズ
VICJ60442 ソニー・ロリンズ/ムーヴィング・アウト
VICJ60443 ジョン・コルトレーン/ブラック・パールズ
VICJ60444 ジョン・コルトレーン/スタンダード・コルトレーン
VICJ60445 デクスター・ゴードン/ザ・タワー・オブ・パワー
VICJ60446 ベニー・ゴルソン/グルーヴィン・ウィズ・ゴルソン
VICJ60447 ジーン・アモンズ/バッド!ボサ・ノヴァ
VICJ60448 ジミー・フォレスト・フィーチャリング・ジョー・ザビヌル/アウト・オブ・ザ・フォレスト
VICJ60449 エリック・ドルフィー/アウト・ゼア(写真)
VICJ60450 ザ・ラテン・ジャズ・クィンテット・ウィズ・エリック・ドルフィー/キャリベ
VICJ60451 ジャッキー・マクリーン/マクリーンズ・シーン
VICJ60452 エリック・クロス/イン・ザ・ランド・オブ・ジャイアンツ
VICJ60453 ジェローム・リチャードソン/ローミン・ウィズ・リチャードソン
VICJ60454 アート・ファーマー/アーリー・アート
VICJ60455 レム・ウィンチェスター・アンド・ベニー・ゴルソン/ウィンチェスター・スペシャル
VICJ60456 ザ・リターン・オブ・タル・ファーロウ
VICJ60457 パット・マルティーノ/イースト!
VICJ60458 レッド・ガーランド/イッツ・ア・ブルー・ワールド
VICJ60459 バリー・ハリス/マグニフィセント
VICJ60460 ジャッキー・バイアード・ウィズ・ローランド・カーク

2000/1 10W

VICJ60461 リー・コニッツ&マイルス・デイビス/エズセティック
VICJ60462 ザ・ジョン・アードレイ・セヴン
VICJ60463 セロニアス・モンク・クィンテット
VICJ60464 エリック・ドルフィー・メモリアル・アルバム
VICJ60465 マル・ウォルドロン・ウィズ・エリック・ドルフィー/ザ・クエスト
VICJ60466 フィル・ウッズ・ウィズ・レッド・ガーランド/スガン
VICJ60467 ポートレイト・オブ・ソニー・クリス
VICJ60468 ジャッキー・バイアード/ハイ・フライ
VICJ60469 ロイ・ヘインズ/ジャスト・アス
VICJ60470 シダー・ウォルトン/スペクトラム

2000/3からリバーサイド編50W開始

シリーズ評価 4 GOOD
第2期も無事紙ジャケで発売ということで、ありがたいがさいふが
苦しい。
基本的なスタイルは第1期と同じだが、残念なことに帯は巻き帯で
はなくなり、普通のキャップ型になってしまった。まぁ費用対効果
ということなのでしょうか。悲しいです。
でもコーティングはしっかり全部になされているようだ。
何といっても第2回はラインアップがすごい(というか濃い)。
1枚をのぞく49タイトルが初紙ジャケ化だが、それにとどまらず、
日本初CD化、果ては日本初発売まで含んでいる。
いわゆるポピュラー名盤は少ないが、ジャズファンをうならせる
ラインナップだ(うなってるだけで買わなかったりして)。
シリーズで1枚
今回の目玉は3回すべてに入っているドルフィーの紙ジャケだろう。
今までの「アット・ザ・ファイヴ・スポット」だけ再発するライン
アップから大きく進展した。特に「アウト・ゼア」はうれしい。
「ボス・テナーズ」も待望の、しかも紙ジャケで登場。
そして相変わらずマイルスとトレーンの紙ジャケコンプリートを目
指す人には茨の道が続きます。
マイルスといえば、テクノを予見した?「...アンド・ホーンズ」の
ジャケ。今ならこのデザインを最高!という人もいるかも...(s)

<ヘリティッジ・オブ・ジャズ第2期〜リバーサイド50>
各¥2400 ★印は以前に紙ジャケ化されたことのあるもの
第1回 2000/3/23発売 20W
VICJ60471 ビル・エヴァンス・トリオ・アット・シェリーズ・マン・ホール[+1]
VICJ60472 セロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エリントン(★20bit K2ではVICJ5166)
VICJ60473 マリガン・ミーツ・モンク/セロニアス・モンク・アンド・ジェリー・マリガン
VICJ60474 ザ・サウンド・オブ・ソニー[+1]/ソニー・ロリンズ
VICJ60475 ザ・ウエス・モンゴメリー・トリオ[+2]
VICJ60476 バグス・ミーツ・ウエス[+3]/ミルト・ジャクソン・アンド・ウエス・モンゴメリー
VICJ60477 シングス・アー・ゲティング・ベター[+2]/キャノンボール・アダレイ・ウィズ・ミルト・ジャクソン
VICJ60478 インヴィテイション[+2]/ミルト・ジャクソン
VICJ60479 ウゲツ[+3]/アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
VICJ60480 ザ・ケリー・ダンサーズ/ジョニー・グリフィン/(★20bit K2ではVICJ5139)
VICJ60481 イット・グット・ハプン・トゥ・ユー〜チェット・ベイカー・シングス[+2]
VICJ60482 マッチ・ブラス/ナット・アダレイ(本邦初発売)
VICJ60483 ザ・ギター・アーティストリー・オブ・チャーリー・バード(本邦初発売)
VICJ60484 アット・ザ・ジャズ・ワークショップ[+3]/バリー・ハリス(★20bit K2ではVICJ5088)
VICJ60485 パル・ジョーイ/ケニー・ドリュー
VICJ60486 フラッシュ・バック/ドン・フリードマン(本邦初CD化)
VICJ60487 ハッピー・タイム/ジュニア・マンス(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60488 ボーン・トゥ・ビー・ブルー!/ボビー・ティモンズ(本邦初CD化
VICJ60489 エズセティクス/ジョージ・ラッセル・フィーチャリング・エリック・ドルフィー
VICJ60490 アビー・イズ・ブルー/アビー・リンカーン(本邦初CD化)

第2回 2000/4/21発売 20W
VICJ60491 セロニアス・イン・アクション[+3]/セロニアス・モンク
VICJ60492 フリーダム・スイート/ソニー・ロリンズ
VICJ60493 ポートレイト・オブ・キャノンボール[+3]/キャノンボール・アダレイ
VICJ60494 チェット・ベイカー・イン・ニューヨーク[+1]
VICJ60495 ナチュラリー!/ナット・アダレイ(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60496 ブルー・ソウル/ブルー・ミッチェル
VICJ60497 ウエスト・コースト・ブルース/ハロルド・ランド・ウィズ・ウエス・モンゴメリー
VICJ60498 トリプル・スリート/ジミー・ヒース(本邦初発売)
VICJ60499 ダブル・ドウズ・オブ・ソウル/ジェームス・クレイ+2(本邦初発売)
VICJ60500 ザ・テキサス・ツイスター/ドン・ウィルカーソン(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60501 スピリッツヴィル/ジュリアン・プリースター(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60502 ジャズ・バイ・ジー!/マシュー・ジー(本邦初発売)
VICJ60503 ニュージャズ・フロンティアズ・フロム・ワシントン/JFKクインテット(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60504 ボサ・ノヴァ・ペロ・パサロ[+6]/チャーリー・バード(本邦初発売)
VICJ60505 ブライト・アンド・ブリージー/レッド・ガーランド
VICJ60506 ボビー・ティモンズ・トリオ・イン・パーソン[+2]
VICJ60507 プレミナード/バリー・ハリス
VICJ60508 アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード/ジュニア・マンス(本邦初CD化)
VICJ60509 ビリー・テイラー・ウィズ・フォー・フルーツ(本邦初発売)
VICJ60510 ザ・ライト・コンビネーション/ジョー・オーバニー・ウィズ・ワーン・マーシュ(本邦初CD化)

第3回 2000/5/24発売 10W

VICJ60511 セロニアス・モンク・オーケストラ・アット・タウン・ホール[+2](写真)
VICJ60512 ザ・キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・ニューヨーク
VICJ60513 マイ・ファニー・ヴァレンタイン〜チェット・ベイカー・ウィズ・ストリングス[+1]
VICJ60514 ソウルメイツ/ベン・ウエブスター・ウィズ・ジョー・ザビヌル(本邦初発売)
VICJ60515 ナイス・アンド・イージー/ジョニー・リトル(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60516 ソーラー/レッド・ガーランド(本邦初CD化)
VICJ60517 ビッグ・チーフ/ジュニア・マンス(本邦初CD化)
VICJ60518 ガール・ヒア・プレイズ・ミーン・ピアノ/ジョイス・コリンズ(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60519 シー・ホワット・アイ・ミーン?/ディック・モーガン(本邦初発売/世界初CD化)
VICJ60520 ピース・オブ・エイティ・エイト/エヴァンス・ブラッドショウ(本邦初発売/世界初CD化)

ヘリティッジ・オブ・ジャズも、プレスティッジが一段落し、リバ
ーサイド編へ突入します。
ただし、リバーサイドでも、超のつく名盤や人気盤は、第1期で既
に紙ジャケ化されているため、「モンク・プレイズ・デューク・エ
リントン」と、ジョニー・グリフィンの「ケリー・ダンサーズ」な
どの3枚以外は 全て初紙ジャケ化です(ウヒャーッ!!!)

今回は、紙ジャケ化という以前に、これまで日本盤が出ていなかっ
たり、世界初CD化というものも多く、これを逃すとプラケースで
もなかなかお目にかかれないものも多そう。
またしても出費がかさみそうで怖いっす(せめて10枚ずつにして
くれ〜っ)。

今回の50枚で目立つのはミルト・ジャクソン、モンクが多いこと。
モンクについてはリバーサイドの看板アーティストの一人なので 当
たり前ですが、ミルト・ジャクソンが多くなったのは、昨年鬼籍に
入ったバグスへの哀悼の意を込めてのことでしょうか。
チャーリー・バードも目立ちますが、これは近年のボサ・ノヴァ人
気に乗じてのこと?

また、リバーサイドの場合、同じアルバムでもデザインを変えて出
ているものも多いのですが、今回の紙ジャケ化で、どのあたりのジ
ャケデザインを採用するのか注目されるところです。
「ザ・ウエス・モンゴメリー・トリオ」などはオリジナルのイラス
トジャケを使ってほしいし、チャーリー・バードの「アット・ザ・
ヴィレッジ・ヴァンガード」もチャーリー・バードの写真が大きい
オリジナルデザインでやってほしいもの。
ただし、「モンク・プレイズ・デューク・エリントン」に関しては
本来、黒バックにモンク、ペティフォード、ケニー・クラークの3
人が並んでいるのがオリジナルなのですが、以前20bitK2で
出た時にこれを採用しているので、今回はあえてルソーの絵の方を
採用するという変化球も面白いかもしれません。まあ、世の中ジャ
ケが違うだけで、また買う人もいるみたいですし・・・。
(えっ、あんただって? それは言わない約束でしょ。)

しかし、ここまでマニアックなものを出しても、やはりジャズ3大
レーベルの一角リバーサイドだけあって、まだまだ名盤は山ほど残
っていますね。
モンク関連だけでも、名盤、重要作で紙ジャケ化されていないもの
がけっこうあります。
マックス・ローチの「ディーズ,ナット・ワーズ」やフィリー・ジ
ョー・ジョーンズの「ブルース・フォー・ドラキュラ」などは、両
方ともドラマーの作品なので、プラケースではそれほど売れないの
かもしれませんが、ジャケのインパクトが凄いので、紙ジャケには
うってつけのタイトルだと思うのですがねぇ。少なくともボクは買
いますね 。今回の50タイトルに続けて、是非やってもらいたい
ものです。 (W)
なおリバーサイド編の特典は「A DAY WITH RIVERSIDE」の復刻紙ジ
ャケ!30:1はキツイ〜(S)

スイングジャーナル・プレゼンツ
ヘリテッジ・オブ・ジャズ〜バイ・リクエスト

00/10,11,
リリース ¥2400(税抜) 30w

00/10/21 プレスティッジ篇 15W

※カッコ内は、スイングジャーナル誌による順位集計結果。
VICJ60670 アート・ファーマー/イヴニング・イン・カサブランカ(2位)
VICJ60671 ハンプトン・ホーズ&フレディ・レッド/ピアノ・イースト・ウエスト(3位)
VICJ60672 ジーン・アモンズ/ジャグ(8位)
VICJ60673 ローランド・カーク・ウィズ・ジャック・マグダフ/カークス・ワーク(7位)
VICJ60674 アーネット・コブ・ウィズ・レッド・ガーランド/シズリン(5位)
VICJ60675 ロニー・マシューズ・ウィズ・フレディ・ハバード/ドゥーイン・ザ・サング!(11位)
VICJ60676 ボビー・ティモンズ/チャンキング(4位)(写真/女性モデルの方)
VICJ60677 カーメル・ジョーンズ/ジェイ・ホーク・トーク(15位)
VICJ60678 ブッカー・アーヴィン/ヘヴィー!!![+1](6位)
VICJ60679 パット・マルティーノ/ストリングス!(14位)
VICJ60680 ジャッキー・バイヤード/サンシャイン・オブ・マイ・ソウル(10位)
VICJ60681 オリヴァー・ネルソン/ミート・オリヴァー・ネルソン(12位)
VICJ60682 ジジ・グライス/ザ・ハプニンズ(9位)
VICJ60683 ウォルト・ディッカーソン/トゥ・マイ・クイーン(13位)
VICJ60684 コールマン・ホーキンス・ウィズ・ザ・レッド・ガーランド・トリオ(1位)(写真/シリーズタイトル枠内)

00/11/22 リバーサイド篇 15W
※カッコ内は、スイングジャーナル誌による順位集計結果。
VICJ60686 キャノンボール・アダレイ・アンド・ヒズ・オーケストラ/アフリカン・ワルツ[+1](1位)
VICJ60687 リー・モーガン/テイク・トゥ・エルヴ[+1](2位)
VICJ60688 ミルト・ジャクソン・オーケストラ/ビッグ・バクス[+2](3位)
VICJ60689 ケニー・ドリュー/ア・ハリー・ウォーレン・ショーケース(4位)
VICJ60690 ザ・ソウルフル・ピアノ・オブ・ジュニア・マンス(5位)
VICJ60691 バリー・ハリス/ニューワー・ザン・ニュー(6位)
VICJ60692 ソニー・レッド・ウィズ・ブルー・ミッチェル・アンド・グラント・グリーン/イメージズ(7位)
VICJ60693 ブルー・ミッチェル/ア・シュア・シング(8位)
VICJ60694 サム・ジョーンズ・プラス10/ザ・チャント(9位)
VICJ60695 チャーリー・バード/アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード(10位)
VICJ60696 ザ・マンデル・ロウ・クァルテット(11位)
VICJ60697 ジョニー・グリフィン/ドゥ・ナッシング・ティル・ユー・ヒア・フロム・ミー(12位)
VICJ60698 トゥース・シールマンス/マン・バイツ・ハーモニカ(13位)
VICJ60699 クリフォード・ジョーダン/ベア・キャット(14位)
VICJ60700 タッド・ダメロン・アンド・ヒズ・オーケストラ/ザ・マジック・タッチ[+3](15位)

うーん、ヘリテッジ・オブ・ジャズもここまでくると、相当マニア
ックになってきますねぇ。ジャズに関しては、ひよっ子同然の探検
隊としては、どれもはじめて購入するものばかり。どれが良いのか
皆目検討がつきません。
しかし、いずれもSJ誌の人気投票で上位にランキングされたもの
ばかり、ジャズの入門書に必ず登場する名盤、定番ではないかもし
れないが、駄盤はないのだろう。
参考までに、SJ誌の投票結果を併記しておきますが、それにして
も、11月発売のリバーサイド篇は順位とレコード番号が順序よく
並んでいるのに、10月のプレスティッジ篇は、なんで順不同なん
でしょうかねぇ?集計が完全に終わらない時点で、レコード番号を
決める締め切りが来ちゃったでしょうか・・・?
で、10月発売分の中、実際に聴いてみて、個人的にいいアルバム
だなと思ったのは、以下の5枚。
プレスティッジ篇1位のホーキンスはやはり良い。泰然自若、ゆっ
たりと流れるテナーに身を任せたい。ガーランド、ワトキンスの演
奏もグー!。ボビー・ティモンズ「チャンキング」は、酒でも飲み
ながら、楽しみたいアルバム。身を乗り出して、音楽と対峙するよ
うなものではないが、今後、何度もCDプレーヤーに乗る可能性大。
一方、身を乗り出して、出来ればアンプのボリュームをあげて聴き
たい系は、ブッカー・アーヴィンの「ヘヴィー!!!」、パット・
マルティーノ、ジャッキー・バイヤード。そのほか、アート・ファ
ーマーもよかった。
ジジ・グライス、ローランド・カーク、ジーン・アモンズは、悪く
はないが、ほかにもっと愛聴しそうなアルバムがある。
先に紹介したとおり、いずれもジャズファンの投票で上位にくい込
んだものなので、駄盤はないはずだが、マニアックなものが多いの
も事実。ジャズの初心者、中級者は、慌ててレコード店にいくより
も、自分のコレクションで欠けているもの(そのアーティストの中
で、名作、重要作と目されるにも関わらずまだ買っていないものな
ど)があるかどうかを、確かめてからでも遅くないだろう。(W)
シリーズで1枚
今回、購入した中では、やはり「コールマン・ホーキンス・ウィズ
〜」をイチオシ。ちなみに、このアルバム、プレスティッジの傍系
レーベルの“スイングヴィル・レーベル”から出たものだが、今回
このCDのレーベル面では、スイングヴィルのレーベルが再現され
ている。(w)

ヘリテッジ・オブ・ジャズ〜コンテンポラリー40
2001/5、6、7 40W 各\2,400(2枚組\3,900)


第1回 2001/5/23発売 20W
VICJ60760 アート・ペッパー/アート・ペッパー・プラス・イレヴン
VICJ60761 アート・ペッパー/ゲティン・トゥゲザー
VICJ60762 アート・ペッパー/スマック・アップ
VICJ60763 アート・ペッパー/インテンシティ
VICJ60764 アート・ペッパー/リヴィング・リジェンド
VICJ60765 アート・ペッパー/ザ・トリップ
VICJ60766 アート・ペッパー/ノー・リミット
VICJ60767 アート・ペッパー/アート・ペッパー・ウィズ・ワーン・マーシュ
VICJ60768 シェリー・マン/ザ・ウエスト・コースト・サウンド
VICJ60769 バーニー・ケッセル・フィーチャリング・アート・ペッパー/お暑いのがお好き
VICJ60770 アート・ファーマー・フィーチャリング・アート・ペッパー/オン・ザ・ロード
VICJ60771 ザ・ポール・ウィナーズ/ザ・ポール・ウィナーズ・ライド・アゲイン
VICJ60772 ザ・ポール・ウィナーズ/ポール・ウィナーズ・スリー!
VICJ60773 ザ・ポール・ウィナーズ /ザ・ポール・ウィナーズ・ライド・アゲイン
VICJ60774 ザ・ポール・ウィナーズ/ストレイト・アヘッド
VICJ60775 バーニー・ケッセル/トゥ・スイング・オア・ノット
VICJ60776 ハワード・ラムゼイ・ライトハウス・オールスターズ/ライトハウス・アット・ラグナ
VICJ60777 オーネット・コールマン/トゥモロウ・イズ・ザ・クエスチョン
VICJ60778 ベン・ウェブスター・ウィズ・ジム・ホール/アット・ザ・ルネッサンス
VICJ60779 ベニー・ゴルソン/ニューヨーク・シーン

シリーズ評価 4 GOOD
5月から始まったコンテンポラリーのシリーズは初紙ジャケ化が多く、どれも欲しいも
のばかり。音も良好。第1回の5月は怒濤のアート・ペッパー。20W中、ペッパー参
加盤は10Wにもなる。
ペッパー関連10Wの内、これまでに紙ジャケ化されていたのは、プラス・イレブンと
ゲティン・トゥゲザーのみで、ほかは全て初紙ジャケ化。引退前から復帰後まで、広く
カバーするラインナップ。
復帰後のペッパーをあまりよしとしないファンもいるようだが、何てったってリヴィン
グ・リジェンドと来たもんだ。くーっ、ファンはつらいねぇ。ハイ、10枚お買いあげ。
そのほか、第1回は、バーニー・ケッセル、ポール・ウィナーズ、オーネットも含まれる
ので、ホント、困っちゃうねぇ。

シリーズで1枚
以前出たペッパーの紙ジャケをまだ持っていないのならば、プラス・イレブンか、ゲテ
ィン・トゥゲザーを購入。プラス・イレブンは、ラージ・コンボ作品、ゲティンはクィ
ンテット。個人的には少人数でやっているゲティン・トゥゲザーの方が好きですね。ま
あ、好みで選んでください。
ベン・ウエブスターとジム・ホールの共演盤もよかったし、オーネットのトゥモロウも
もちろん名盤。うーん、アナタなら、どれをとる?

レア度(01/6/21現在)
まだ大丈夫ですが、ペッパーの盤で、初紙ジャケ化のものを中心に、徐々にお店から姿
を消しつつあります。

第2回 2001/6/21発売 10W

VICJ60780 ハンプトン・ホーズ/バード・ソング[+1]
VICJ60781 ハンプトン・ホーズ/ザ・トリオVol.2(写真上)
VICJ60782/3 ハンプトン・ホーズ(2枚組) /オールナイト・セッション[+1]
VICJ60784 フィニアス・ニューボーンJr./ワールド・オブ・ピアノ!/ 
VICJ60785 フィニアス・ニューボーンJr./ザ・グレイト・ジャズ・ピアノ[+1]
VICJ60786 フィニアス・ニューボーンJr./ザ・ニューボーン・タッチ[+2]
VICJ60787 フィニアス・ニューボーンJr./プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ
VICJ60788 フィニアス・ニューボーンJr./バック・ホーム
VICJ60789 レイ・ブラウン/サムシング・フォー・レスター(写真下)
VICJ60790 ビクター・フェルドマン/ジ・アラヴァル・オブ・ビクター・フェルドマン

シリーズ評価 4 GOOD
第2回の6月は、ハンプトン・ホーズ、フィニアス・ニューボーンJr.などのピアノ
中心。それも、大半がトリオ作なので聴きやすく、したがって愛聴盤になり得るものば
かり。今回も何枚も買ってしまいそうで、怖い。

シリーズで1枚

今回は、ホーズ、ニューボーンと、ピアノでほぼ占められている。
ピアニストは、常に自分にぴったりくる理想のベーシストを追い求めているという話し
をどこかで読んだことがある。エヴァンスにとってのラファロ、そしてオスカー・ピー
ターソンにとってのレイ・ブラウン。
レイ・ブラウンが、コンテンポラーの創業者レスター・ケーニッヒに捧げたアルバムが
サムシング・フォー・レスターだ(レコーディングした時には、ケーニッヒはまだ存命
だったらしい)。
ピアノは、シダー・ウォルトン、ドラムはエルビン、いいアルバムだな〜。

レア度(01/6/21現在)
まだ余裕あります。7月に入ってからでも買えるでしょう。でも、ホーズのザ・トリオ
Vol.2や、ニューボーンJr.のワールド・オブ・ピアノ、レイ・ブラウンのサムシング
・フォー・レスターなどの人気盤はお早めに。
(W 6/21)

第3回 2001/7/25発売 10W

VICJ60791 ソニー・ロリンズ/コンテンポラリー・リーダーズ(写真上)
VICJ60792 ハロルド・ランド/ザ・フォックス
VICJ60793 ジミー・ウッズ・ウィズ・エルビン・ジョーンズ/コンフリクト
VICJ60794 シェリー・マン/モア・スウィンギング・サウンズ
VICJ60795 シェリー・マン/シェリー・マン&ヒズ・フレンズ
VICJ60796 シェリー・マン/ザ・スリー&ザ・トゥー
VICJ60797 ハンプトン・ホーズ/ザ・トリオvol.3
VICJ60798 レニー・ニーハウス/レニー・ニーハウス・セクステット
VICJ60799 バーニー・ケッセル/ケッセル・プレイズ・カルメン
VICJ60800 アンドレ・プレビン/キング・サイズ!(既発紙ジャケVICJ5172)


シリーズ評価 3 NORRMAL
第3回は、動物ジャケが並んでいるのが特徴。
シェリーマンの青猫、カラス、ペンギン、ホーズのワニ、レニー・ニーハウスのガチョウ、
ケッセルの雄牛、プレビンのライオンなど、見て楽しいジャケが並ぶ。
これも紙ジャケならではの楽しみだろう。

シリーズで1枚

目玉はやはりロリンズのコンテポラリー・リーダーズか。シェリー・マン、バーニー・ケッ
セル、ハンプトン・ホーズなど、ウエスト・コーストのファースト・コールたちとのセッシ
ョン。

レア度(01/12/29現在)
ロリンズ、ハロルド・ランド、ジミー・ウッズは、なくなっているところが多いようです。
後はまだ在庫がある店が多いと思います。(W)


パブロ・レーベル設立30周年企画
ヘリテッジ・オブ・ジャズ第4期〜パブロ40

2001/11、12、2002/1 40W 各\2,400


★印は、既発紙ジャケの製品記号
第1回 2001/11/21発売 15W
VICJ60841 サラ・ヴォーン&ザ・カウント・ベイシー・オーケストラ(★VICJ5149)
VICJ60842 サラ・ヴォーン/デューク・エリントン・ソング・ブックVol.1
VICJ60843 サラ・ヴォーン/デューク・エリントン・ソング・ブックVol.2
VICJ60844 カウント・ベイシー・オーケストラ/カウント・ベイシー・ビッグ・バンド
VICJ60845 カウント・ベイシー・ビッグ・バンド/モントゥルー’77
VICJ60846 デューク・エリントン・オーケストラ/女王組曲(★VICJ5143)
VICJ60847 エラ・フィッツジェラルド&ジョー・パス/エラ&パス・・・アゲイン(写真上)
VICJ60848 エラ・フィッツジェラルド&アンドレ・プレビン/ドゥ・ガーシュイン
VICJ60849 オスカー・ピーターソン/ザ・トリオ
VICJ60850 ジョー・パス・トリオ/ポートレイツ・オブ・デューク・エリントン
VICJ60851 ミルト・ジャクソン/ミルト・ジャクソン・アット・モントゥルー’75
VICJ60852 ザ・トランペット・サミット・ミーツ・ジ・オスカー・ピーターソン・ビッグ4
VICJ60853 ズート・シムズ・ミーツ・ジミー・ロウルズ/イフ・アイム・ラッキー
VICJ60854 J.J.ジョンソン&アル・グレイ/シングス・アー・ゲッティング・ベター・オール・ザ・タイム
VICJ60855  レイ・ブライアント/ オール・ブルース

シリーズ評価 4 GOOD
パブロは、これまでもサラ・ヴォーンの枯葉や、アート・テイタム・トリオなど、名盤・
定番と呼ばれる数タイトルが紙ジャケ化されてきたが、それ以外のタイトルがなかなか
紙ジャケ化されなかったが、パブロ30周年ということで、ようやく本格的な紙ジャケ
化が進行することになった。
数が多すぎてとても買い切れないが、ともあれ選択肢が増えたことは歓迎しよう。

シリーズで1枚
掲示板で、オサムさんが書かれているように、どのアーティスト、どのアルバムも円熟
の味わい。「渋さ」系が揃っています。
どれか1枚選ぶのは難しいかも。
グラミー賞を受賞した「エラ&パス・・・アゲイン」もいいが、サラ・ヴォーンの歌う
エリントン集1&2などはいかかでしょうか。
(オサムさんのお薦めはズートでしょうか?)

レア度(01/12/29現在)
11月発売分は、まだどのタイトルとも入手可能です。(W)

第2回 2001/12/19発売 15W

VICJ60856 カウント・ベイシー/ベイシー・ジャム
VICJ60857 カウント・ベイシー&ヒズ・オーケストラ/プライム・タイム
VICJ60858 デューク・エリントン/デュークス・ビッグ4
VICJ60859 エラ・フィッツジェラルド&ジョー・ パス/スピーク・ラヴ
VICJ60860 エラ・フィッツジェラルド&カウント・ベイシー/ア・パーフェクト・マッチ
VICJ60861 サラ・ヴォーン・ アイ・ラヴ・ブラジル!
VICJ60862 オスカー・ピーターソン/ザ・ジャイアンツ
VICJ60863 ジョー・パス/ヴァーチュオーゾ#2
VICJ60864 ミルト・ジャクソン&ザ・モンティ・アレキサンダー・トリオ/ ソウル・フュージョン
VICJ60865 ディジー・ガレスピー/ディジーズ・ビッグ4
VICJ60866 フレディ・ハバード&オスカー・ピーターソン/フェイス・トゥ・フェイス
VICJ60867 ズート・シムズ・アンド・ザ・ガーシュイン・ブラザーズ+1
VICJ60868 ズート・シムズ/ソプラノ・サックス
VICJ60869 トミー・フラナガン/ザ・トーキョー・リサイタル
VICJ60870 レイ・ブライアント/ヒアズ・レイ・ブライアント

第3回 2002/1/23発売 10W

VICJ60871 カウント・ベイシー/フォー・ザ・ファースト・タイム
VICJ60872 カウント・ベイシー&ズート・シムズ/ベイシー&ズート
VICJ60873 デューク・エリントン&レイ・ブラウン/ジミー・ブラントンに捧ぐ
VICJ60874 エラ・フィッツジェラルド/エラ・イン・ロンドン
VICJ60875 サラ・ヴォーン/コパカパーナ
VICJ60876 オスカー・ピーターソン&ディジー・ガレスピー
VICJ60877 ミルト・ジャクソン&オスカー・ピーターソン・トリオ/ザ・グレイテスト・リユニオン
VICJ60878 ハーブ・エリス&ジョー・パス/トゥー・フォー・ザ・ロード
VICJ60879 ズート・シムズ・プレイズ・デューク・エリントン〜パッション・フラワー
VICJ60880 フィニアス・ニューボーンJr.+1/ルック・アウト、フィニアス・イズ・バック!

ヘリティジ・オブ・ジャズ第5期〜コンコード30
02/5,6
リリース ¥2400 30W

5/21 15W

VICJ60911 ハーブ・エリス&ジョー・パス/ジャズ・コンコード
VICJ60912 ハーブ・エリス&ジョー・パス/セヴン、カム・イレヴン
VICJ60913 チャーリー・バード、バーニー・ケッセル他/グレイト・ギターズ
VICJ60914 バーニー・ケッセル&ハーブ・エリス/プア・バタフライ
VICJ60915 スコット・ハミルトン/ファースト(写真)
VICJ60916 スコット・ハミルトン/スコット・ハミルトン2
VICJ60917 デイブ・ブルーベックハーブ・エリス&ジョー・パス/ペイパー・ムーン
VICJ60918 L.A.4/ジャスト・フレンズ
VICJ60919 ジョージ・シアリング&メル・トーメ/イヴニング・ウィズ・ジョージ・シアリング&メル・トーメ
VICJ60920 ローズマリー・クルーニー/カミング・アップ
VICJ60921 ローズマリー・クルーニー/シングス・バラッズ(写真)
VICJ60922 カーメン・マクレエ&ジョージ・シアリング/トゥー・フォー・ザ・ロード
VICJ60923 カーメン・マクレエ/ファイン・アンド・メロウ
VICJ60924 アーネスティン・アンダーソン/ハロー・ライク・ビフォア
VICJ60925 ビング・クロスビー、トニー・ベネット他/デューク・エリントンに捧ぐ


6/21 15W


VICJ60926 アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ/キーストン3(写真)
VICJ60927 ステファン・グラッペリ/ステファノヴァ
VICJ60928 スタン・ゲッツ/ドルフィン
VICJ60929 タニア・マリア/カム・ウィズ・ミー
VICJ60930 ロン・カーター&ジム・ホール/ライヴ・アット・ヴィレッジ・ウエスト+2
VICJ60931 ロン・カーター&ジム・ホール	テレフォン
VICJ60932 ローリンド・アルメイダ&チャーリー・バード/ブラジリアン・ソウル
VICJ60933 レイ・ブラウン・トリオ/ライヴ・アット・ザ・コンコード・ジャズ・フェスティヴァル
VICJ60934 レイ・ブラウン〜モンティ・アレキサンダー〜サム・モスト/レイ・ブラウン3
VICJ60935 スタン・ゲッツ/ピュア・ゲッツ
VICJ60936 ロス・トンプキンス/ロスト・イン・ザ・スターズ
VICJ60937 ジェームス・ウィリアムス/ジ・アリオソ・タッチ
VICJ60938 モンティ・アレキサンダー/アイボリー・アンド・スティール
VICJ60938 ハーブ・エリス&レモ・パルミエ/ウインド・フラワーアイボリー・アンド・スティール
VICJ60940 バド・シャンク/サンシャイン・エクスプレス


シリーズ評価3 NORMAL

70年代西海岸を代表するジャズレーベル“コンコード”の代表作
30タイトルが紙ジャケ化。
コンコードというと、20代の頃は「オヤジくさいレーベル」とい
う印象があって、あまり聴いてスコット・ハミルトンくらいしか、
真面目に聴いたことがなったが、今こうして紙ジャケ化されたもの
を聴くと、なかなか聴き応えある硬派なジャズもあり、よいもんで
すな。
きっと当時は、○○通の冠のついたコンコードジャズ・フェスの様
子をレポートしたSJ誌の記事で、「往年の名プレイヤーたちが、
寛いだ中にも味わい深い演奏を行った」なんていうのを読んで、興
味が持てなかったかったんでしょうな。
ローリンド・アルメイダやチャーリー・バードなんかは、自分の趣
味からして、当時聴いてもいいなと思ったはずです。食わず嫌いで
10年以上損しましたね。
また、当時は、ケッ!嫌味な野郎どもだなと思ったウィントンたち
も、今こうしたキーストーン3を聴きなおしてみると、爽やかな感
動すら覚えます。
また、若いメンバーを従えたゲッツも聴きごたえ充分です。
コンコード、食わず嫌いだった人も、紙ジャケ化を機会に是非聴い
てみてはいかがでしょうか。

シリーズで1枚
コンコードといえば、スコット・ハミルトン。彼のファーストは、
はずせないでしょう。

レア度(02年12月)
スコット・ハミルトン、ゲッツなどは、さずがに見かけなくなりま
したね。まだ持っていないという人は、見かけたら買っておきまし
ょう。(W)

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
ユニバーサル女性ヴォーカル・コレクション〜エレガンスへの誘い
99/11,12
リリース ¥1980 39w

11/3 20W ★再紙ジャケ化
MVCJ19194 ペギー・リー/ブラック・コーヒー★
MVCJ19195 ペギー・リー/ドリーム・ストリート
MVCJ19196 ペギー・リー/貝がら
MVCJ19197 ペギー・リー/ピート・ケリーズ・ブルース
MVCJ19198 カーメン・マクレー/トーチ
MVCJ19199 カーメン・マクレー/ブック・オブ・バラーズ★
MVCJ19200 カーメン・マクレー/バイ・スペシャル・リクエスト
MVCJ19201 カーメン・マクレー/アフター・グロウ
MVCJ19202 カーメン・マクレー/マッド・アバウト・ザ・マン
MVCJ19203 ヘヴァリー・ケニー/ボーン・トゥ・ビー・ブルー★
MVCJ19204 ヘヴァリー・ケニー/シングス・フォー・プレイボーイズ(写真)
MVCJ19205 ヘヴァリー・ケニー/ライク・イエスタディ
MVCJ19206 イーディー・ゴーメ/イーディー・イン・ラヴ
MVCJ19207 イーディー・ゴーメ/ラヴ・イズ・ア・ジーズン
MVCJ19208 イーディー・ゴーメ/オン・ステージ
MVCJ19209 シルヴィア・テリス/ザ・フェイス・アイ・ラヴ
MVCJ19210 シルヴィア・テリス/シングス・ワンダフル・ソングス・オブ・アントニオ・カルロス・ジョビン
MVCJ19211 テディ・キング/オール・ザ・キングス・ソングス
MVCJ19212 パット・カービー/恋とは何でしょう
MVCJ19213 カテリィーナ・ヴァレンテ/ア・トースト・トゥ・ザ・ガールズ 発売中止

12/1 20W
MVCJ19214 ビリー・ホリデイ/奇妙な果実(★ただしMCAでは初)(写真)
MVCJ19215 ビリー・ホリデイ/ザ・レディ・シングス
MVCJ19216 ビリー・ホリデイ/ラヴァー・マン
MVCJ19217 ビリー・ホリデイ/ブルース・ア・ブルーイン
MVCJ19218 エラ・フィッツジェラルド/ソングス・イン・ア・メロウ・ムード★(ジャケはオリジナルに変わっている)
MVCJ19219 エラ・フィッツジェラルド/エラ・シングス・ガーシュウィン
MVCJ19220 エラ・フィッツジェラルド/ララバイズ・オブ・バードランド
NVCJ19221 エラ・フィッツジェラルド/ファースト・レディ・オブ・ソング
MVCJ19222 エラ・フィッツジェラルド/インバイト・ユー・トゥ・リッスン・アンド・リラックス
MVCJ19223 ジェリ・サザン/サザン・スタイル
MVCJ19224 ジェリ・サザン/プレリュード・トゥ・ア・キス
MVCJ19225 ジェリ・サザン/ユー・ベター・ゴーナウ
MVCJ19226 ミルトレッド・ベイリー/ロッキン・チェア・レディ
MVCJ19227 ローズマリー・クルーニー/スイング・アラウンド・ロージー
MVCJ19228 ブレンダ・リー/リフレクションズ・イン・ブルー
MVCJ19229 シルヴィア・シムス/ソングス・オブ・ラヴ
MVCJ19230 ドロシー・コリンズ/ピクニック
MVCJ19231 ザ・モダン・サウンド・オブ・ベティ・カーター
MVCJ19232 マーガレット・ホワイティング/マーガレット
MVCJ19233 デビー・レイノルズ/ファイン・アンド・ダンディ
第2弾はこちら

シリーズ評価 5 GREAT
DECCA,CORAL,KAPP,DOT,ABC/PARAMOUNT,そしてついにCOMMODORE!
の名盤が初回限定紙ジャケで。再紙ジャケ化(★)、初CD化含む。
デジタルK2リマスターでこの値段はお買い得。
片岡義男のコピーのようなステッカーが貼ってあり、購入を躊躇さ
せるが、これはまぁご愛嬌か。ライナーに書き下ろしエッセイ
(SONGS CAFE)なるものが掲載されている(ちょこっとだけど)。
解説も別にちゃんとのっています。
困ったのは帯を固定させるために貼ってある両面テープで、この手
法自体はよくあるのだが、今回はけっこう強力で肝心のジャケがは
げてしまう場合がある。みなさん注意してください。
リマスタークレジットも掲載され、レーベルも復刻されている。
音質は従来のCDと比べものにならないが、ヴォーカルの扱いに関し
ては好みの問題もありそうだ。
まぁこれだけのJAZZ女性ヴォーカルがまとまってでるのはうれしい
限りである。しかもこの値段である。
なお当初予定の40タイトルが39タイトルに減ったようだが、どれが
中止になったのだろう。(カテリィーナ・ヴァレンテでした)。

20:1の特典はペギー・リーの「ソングス・イン・ア・インティメイ
ト・スタイル」のCD。紙ジャケとは書いていない。

エラの「ソングス・イン・ア・メロウ・ムード」は前回は「シングス
・ガーシュウィン」との2in1タイプでの紙ジャケ化だったが、今回は
オリジナル通りの使用で2枚に分けられた。ジャケも違う。

シリーズで1枚
祝!「奇妙な果実」の再紙ジャケ化!
でもこの前はキングの24bit、今度は20bitなのです。
まぁビット数は関係ないんですけどね。
また今回はマステーテイク版のシングルジャケット。
前回はダブルジャケでした(s)

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
フュージョン・クラシックス・オン・タッパン・ジー
2002/7,8
リリース \2400(2枚組\3400) 20W

第1回 2002/7/24 10W		

VICJ60971 ボブ・ジェームス/はげ山の一夜(写真)
VICJ60972 ボブ・ジェームス/夢のマルディグラ[+1]
VICJ60973 ボブ・ジェームス/スリー
VICJ60974 ボブ・ジェームス/フォー
VICJ60975 ボブ・ジェームス/ヘッズ
VICJ60976 ボブ・ジェームス/タッチダウン
VICJ60977 ボブ・ジェームス/ラッキー・セヴン
VICJ60978 ボブ・ジェームス/H
VICJ60979 ボブ・ジェームス/サイン・オブ・ザ・タイムス
VICJ60980 ボブ・ジェームス/ハンズ・ダウン

第2回 2002/8/21 10W



VICJ60981 ボブ・ジェームス/N.Y.メロウ[+1]
VICJ60982 ボブ・ジェームス/フォクシー[+1]
VICJ60983 ボブ・ジェームス/白鳥[+1]
VICJ60984 ボブ・ジェームス/12[+1]
VICJ60985/6 ボブ・ジェームス/ニューヨーク・ライヴ[+1]
VICJ60987 ボブ・ジェームス&アール・クルー/ワン・オン・ワン[+1]
VICJ60988 リチャード・ティー/ストローキン
VICJ60989 リチャード・ティー/ナチュラル・イングレディエンツ
VICJ60990 ウィルバート・ロングマイアー/サニー・サイド・アップ
VICJ60991 モンゴ・サンタマリア/レッド・ホット(写真)

ボブ・ジェームズを中心とするタッパン・ジー・レーベルの紙ジャ
ケ化。70年代後半に一時代を築いたサウンドがたのしめます。
ただし、探検隊は、70年代後半はパンクやニューウェイブに夢中
になっていた時期で、正直いってタッパン・ジーにはリアルタイム
ではあまり熱くなれなかったクチです。スンマヘン。
で、今聴いてみても、やっぱりゴージャズ極まりないフュージョン
で、あまり印象は変わらないですが、大人に(オヤジに)なった分
だけ、最後まで聴くゆとりが出来ました。

シリーズ評価 3 NORMAL
紙ジャケは、ダブルジャケのコーティングで統一されております。
オリジナル盤については、全て見たわけでないのですが、中古屋さ
んで何枚か見た限りでは、オリジナルもダブルジャケでコーティン
グだったようです。ほぼ再現されているようです。
ただし、リマスターについては、ライナーや、帯にも何も表記がな
く曖昧です。
でも、元々70年代後半の音源で、録音もよいため、音はとても良
いです。でもこの時代のオリジナル盤は1500〜2500円くら
いで買えたりするので、アナログの再生環境がある人にとっては、
あまり有り難味はないかも。(クラブ系のDJの人もアナログ盤し
か買わないしねぇ・・・。)

シリーズで1枚
スンマヘン。あまり詳しくないもんで、1枚に絞り込むのは難しい
です。探検隊は、ボブ・ジェームズのはげ山の一夜と、多少は盤も
もっているモンゴ・サンタマリアを買ってみました。

レア度(2002年12月)
まだありますね。(W)

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
エマーソン,レイク&パーマー
20bit K2 HQCD

94/9
リリース \2427 3w

VICP 5442 エマーソン,レイク&パーマー(写真)
VICP 5443 タルカス
VICP 5444 展覧会の絵

シリーズ評価 5 GREAT!
K2リマスターによる、ロック界初の紙ジャケ。しばらく探検隊内
部でも発売時期の特定でもめていたが、ようやく解明された。
94/9に発売され、96年にELPの来日記念で再発されていたのであ
る。この再発が調査の段階で混乱を呼んでいた。
なお96年の再発盤は表に「来日記念アンコールプレス」と記されて
おり、帯裏に96来日ツァーに日程、規定分には94/9/21と書いてある。
探検隊の持っている上記写真のものは96/9のアンコールプレスのも
のだが、おまけでロゴ・ステッカーがついていた。
レーベルはマスターズ・オブ・ジャズの仕様を踏襲したもの。
ELPに関しては小池様からの貴重な情報により解明することができました、
ありがとうございます。
最初の予定では「トリロジー」も紙ジャケ化する予定だったが、リ
マスターに適したマスターがなかったため取り止めたということで
ある。
何故か「恐怖の頭脳改革」は予定に入っていなかったようだ。
デジパック版があったからだろうか?

なおこの3枚+「トリロジー」のオリジナルはUKアイランド盤で
あるが、当然ながらマンティコアで再発された時のレーベルを使用
してある。
RYO様からの報告です。
「タルカス」や「展覧会」は両サイド切り落としてあります。あまりい
い出来ではなかったんですね。」
とのこと。これは見逃していました。ROCKの紙ジャケは最初からこうし
たところがずさんだったんですね。
シリーズで1枚
ジャケも含めて「タルカス」。私の先輩は40近くなった今でも、
未だに家でピアノをさらう時はこの曲だそうで、リハビリにいいそ
うである(かつてのプログレ少年です)。
でもポピュラーなのは「展覧会の絵」かな。
レア度(99年初頭)
探検隊はまったくみたことなく、幻あつかいだったが、発見情報が
メールでよせられ、上記の顛末となった。(s)

エマーソン・レイク&パーマー20bitK2 SUPER CODING/DIGITAL K2

99/3/3 5W ¥2400 VICP60633 エマーソン, レイク&パーマー VICP60634 タルカス(写真) VICP60635 展覧会の絵 (以下初紙ジャケ化) VICP60636 トリロジー VICP60637 恐怖の頭脳改革 99/3/20 5W \2400/\3600 VICP 60638/9レディーズ&ジェントルメン(写真) VICP 60640/1ELP四部作 VICP 60642 作品第2番 VICP 60643 ラヴ・ビーチ VICP 60644 イン・コンサート シリーズ評価 5 GREAT! 20bitK2 SUPER CODING/DIGITAL K2によるリマスター。以前の3作も あらためてリマスターしたようだ。まだよく聴いていないが、「タ ルカス」など驚くほど音質が向上している(もっとも私はLPしか聴 いていなかったが)。カッコ良すぎるほど。 帯も当時のデザインに準じ、ジャケットもオリジナルに忠実。 ファーストは英盤の色味。「展覧会の絵」は白抜きの額ぶちタイプ のジャケ。 EastWestのイエスに対抗しうる素晴らしいリイシューなのだが、肝 心の「恐怖の頭脳改革」が....。「LP発表当時の特殊仕様ジャケッ トを再現」と書いてあるが、そうだっけ?なんか違うぞ(ポスター はついている)。それとも発表当時はこうだったのか?ということ で来週当たりLPとの比較をUPしたいと思います。 <追記3/3>比較してみました→「頭脳改革」比較検証 なんか違うと思ったのは探検隊の勘違いで、日本版のLPに対して は完璧に再現されていました(外盤は仕様が違ったという隊員がい ます)。ということで上記評価も改めました。こりゃプレミアムつ くかもね。来週には5タイトルの評価をUPしたいと思います。 ライナーは前回のものを再録。レーベルは前回同様マンティコアの もの。なお当初紙ジャケかと思われていた以下の2タイトルはさす がに通常盤でした。 VICP60645 ブラック・ムーン VICP60646 イン・ザ・ホット・シート 3/20発売分もリマスター度や再現度は前回と同様。 ELPの型押しロゴも各タイトルちゃんと再現されている。 プログレ隊員(YY)によるELP特集もどうぞ! シリーズで1枚 この中では「恐怖の頭脳改革」です。次点は上記同様「タルカス」 と「展覧会の絵」。 スポーツの試合などでよくかかるコープランド作曲の「庶民のファ ンファーレ」は「四部作」に入っていますが、この1曲で買うには 高いですね。 「作品第2番」以降を買い直す人は、泣きながらも買わずにはいら れないというファンの方のみでしょう。 ・2002/11/21 初期5タイトル再発 5W ¥2100(頭脳改革のみ¥2400) VICP62114 エマーソン, レイク&パーマー VICP62115 タルカス VICP62116 展覧会の絵 VICP62117 トリロジー VICP62118 恐怖の頭脳改革 品番を変え、価格を下げての再発。 英キャッスルからも紙ジャケが出ていたが、やはりビクター版の方がジャケの印刷、音質とも良いようだ。 頭脳改革は印刷に不具合があったようで、回収された。掲示板によせられた情報によると観音開きの左右の 色味が違ったらしい。良品はサバスの時と同様、帯裏に★印がついているようだ。 「頭脳改革」の穴あきポスターはやはり再現されなかった。

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
20bitデジタルK2オリジナル・ジャケット・シリーズ
マンティコア・レーベル他

99/8
リリース \2400 10W

VICP60809 P.F.M./幻の映像
VICP60810 P.F.M./甦る世界(英語版)
VICP60811 P.F.M./クック
VICP60812 P.F.M./チョコレート・キングス
VICP60813 ピート・シンフィールド/スティル
VICP60814 ストレイ・ドッグ
VICP60815 バンコ/イタリアの輝きバンコ登場
VICP60816 アトミック・ルースター/メイド・イン・イングランド(写真)
VICP60817 ユーライア・ヒープ/対自核
VICP60818 ユーライア・ヒープ/悪魔と魔法使い

シリーズ評価 5 GREAT!
こうしたレーベル単位の名作選といった紙ジャケ化は大歓迎だ。
(しかしこの系統ならVERTIGOとかDERAMとかが出てくるとうれしいんだが)。
P.F.M.からバンコまでがマンティコア・レーベル。アトミック・ルースター
がパイ傘下のDAWN。ユーライア・ヒープがBRONZEレーベル原盤である。
シンフィールドは「マクドナルド&ジャイルズ」に続くクリムゾン関係
の紙ジャケ。それにしても本家クリムゾンの紙ジャケは延期されたまま
である。どうなったんだろう。

それはさておきこのプロダクションはまったく驚異的である。よくこん
なマニアックなものを紙ジャケで出してくれました。実に10枚中7枚が初
CD化。うち2枚は世界でも初のCD化である。プログレファンがほうっ
ておくまい。
しかもここまでやるかの圧倒的なジャケの再現度である。1枚ずつ記すと、
・「甦る世界(英語版)」は表紙中央の島の絵が切り抜きになっていて、
切り抜くと内ジャケの島の絵が登場するしかけ。また切り取った絵の方
も島型に組み立てることができる。そういえば日本版LPもそうであっ
た(このアルバムのみ20bitK2マスタリングされていない)。
・「スティル」はジャケの特殊な紙質を再現。及び幻獣の絵もステッカー
形式になっている。
・ストレイ・ドッグはエンボス加工してある。
・アトミック・ルースターはジーンズジャケ(布ジャケ。英/日初版の仕
様でLPはけっこう高い)。これはけっこう無理がある。無理があるの
は手に取るとわかるのだが、でもあえてやってしまったところが、とに
かく感動もの。帯、というかシールも当時の形。ジーンズの色はLPよ
り明るい青。本来のジャケットがブックレット形式になっているのが残
念だが、そのかわり日本盤LPのポスター/歌詞カードが封入されてい
る。とにかく必見のリイシュー。
・「対自核」は特殊ミラージャケを再現。
なお英ブロンズ盤は、
非常にきれいな鏡面で,自分の顔がはっきりとうつる/29x26cmの長方形
の台紙に28x26cmの銀のシートが貼ってある/銀の部分はキッチン用の防
水シールみたいな感じ/台紙はジャケには固定されてなくて出し入れ可能。
との情報をDaDaDa様からいただいた。感謝。
またこの「対自核」には黒いジャケで鏡がアンティークな化粧鏡になって
いるジャケも存在する。
・「悪魔と魔法使い」のジャケはロジャー・ディーンのアートワークを
再現。
帯はヘリテッジ・シリーズと同様の巻き帯。見開きジャケの場合は片側
ではなく両側をあわせて巻くタイプになっている。これは帯裏側にバー
コードがあるためで、しょうがない所だと思う。

全部を聴いたわけではないが、音質はELPと同様に素晴らしい。いくつ
かのアルバムはLPを凌駕していると思う。
シリーズで1枚
すいません、私、20数年前に「スティル」を買って即売りとばしました。
でもクリムゾン・ファンなら聴かないまでも持っていなくてはならない
1枚。
一番ポピュラーなのは「対自核」だろうか(それにしても凄い邦題)。
アトミック・ルースターは最近再評価され、単に昔カール・パーマーが
いただけのバンドという認識から脱している。特にこのアルバムはブリ
ティッシュ・ヘヴィ・サイケ・オルガン・ジャズ・ロックとでもいうか、
なんだか当時のシーンがグチャまぜになったわけのわからない状態に入っ
ており、人気が高い?
レア度(99年8月)
発売日なのにけっこうないものがある。売れたのか、それともそもそも入
荷数が少ないのか.....(s)
99/12/16
やっぱり売れたみたいでアンコールプレスされました。

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20bitデジタルK2オリジナル・ジャケット・コレクション
PYEロック・ヒッツ・シリーズ

99/12
リリース \2700 3W

VICP60928 フループ/当世仮面舞踏会
VICP60929 トレイダー・ホーン/朝の光のなかで
VICP60930 タイタス・グローン(写真)

シリーズ評価 4 GOOD
マンティコアの時もよくこんなものを紙ジャケに、とかいっていたが、
これはさすがにぶっとんだ。ビクターさん、すごすぎるよ。

99年はロックの紙ジャケ化が盛んだった。でもまさかこんなDAWN音
源まで紙ジャケになるなんて世界中の誰も予想できなかったのでは。
なにしろ今回の3枚はすべて英国PYE/DAWNレーベルのレア盤。
日の出のロゴのDAWNレーベルはすでに存在しないため、今回はPYEシリーズ
とうたっているし、ロゴも残念ながらジャケやレーベルから消えているが、
これは望んでもしょーがないこと。
素直にこんなものが紙ジャケで買えてしまうことを喜びたい。

2700円は再発にしては高いか?いや高くないと思う。これをオリジナル
でそろえたら一体いくらかかるんだろう?ちなみにイギリスのプライス
ガイドによるとフループ20ポンド、トレイダーホーン40ポンド、タイタ
ス・グローン45ポンド。しめて105ポンド。日本で買うと2倍はするだろ
うから4万近くはするわけだ(実際はもっとすると思うけど)。
紙ジャケ、高くないぞ。

音はオリジナルマスターから20bitK2/DigitalK2でリマスター。
オリジナルはもってないから比較できないが(こんなもんのオリジナル
もってるヤツは紙ジャケ探検隊なんてやってないって)、単純にいい音
だと思う。特にトレイダー・ホーンはみずみずしい。

ジャケはフループ以外がダブルジャケでトレイダーがコーティング、タ
イタスがスベスベの仕様。紙自体は薄いものを使っている。ダブルジャ
ケの場合はそんなに気にならないが、シングルのフループはちょっとキ
ツイ。まぁ、ペラペラでイギリスっぽいけど、でもね。
解説はタイタス以外はLPの再録。

そしてすごいのが、帯!

ビクター必殺の巻き帯だが、さらに進化している。マンティコアの時は
ダブルジャケの場合、片側ではなく両側をあわせて巻くタイプになって
いた。探検隊でもこれは帯裏側にバーコードがあるためで、しょうがな
いね、なんていっていたのだが、ビクターさん、やってくれました。
ついに、ついにダブルジャケの場合は片側巻きとなったのだ。
これで紙ジャケもほんとにLPと同じ帯になってしまった。
おそれいりました。
で、じゃあバーコードや規定文はどこいったのかというと、ビニール袋
の裏にシールで貼ってある!いいのか?これでいいのか?ホントにこれ
でもいいんだったら他のメーカーにも教えてやってくれ〜。

でも評価は4です。一つはやっぱりフループのジャケがペラペラだし、
トレイダーホーンのオリジナルは写真とインナーが入っているはずなの
についてないから(間違ってたらごめんなさい)。
タイタスのPHOTOインナーはついてます。タイタスだけなら文句なし、
5以上ですな。
シリーズで1枚
フループはイアン・マクドナルドのプロデュース、トレイダーはジュディ
・ダイブル参加、とそろそろクリムゾン紙ジャケツリーができそうになっ
てきました。本家の発売ももうすぐです。
タイタスはオーボエ入りブリティッシュ・ジャズ・ロックで、私などもう
それだけでヨダレだらだらなのですが、ニュークリアスのようなものを想
像すると裏切られます。けっこうさわやかです。
でもどうしてイギリスのサックス奏者ってオーボエ吹くんでしょう?
もともとサックスの音色もひしゃげてて詰まったような感じを好んで吹く
し。偏見?でも好きです。
レア度(99年12月)
タイタスとトレーダーは買っときましょう。(s)

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DAWN オリジナル・ジャケット・コレクション
2002/12/25
リリース \2,400 7W

VICP62164 グレイヴィー・トレイン/セカンド・バース
VICP62165 グレイヴィー・トレイン/ステアケース・トゥ・ザ・デイ
VICP62166 コーマス/ファースト・アッターランス
VICP62167 プルート/プルート
VICP62168 クイックサンド/ホーム・イズ・ホエア・アイ・ビロング
VICP62169 ザ・トリオ/トリオ(写真)
VICP62170 ザ・トリオ/コンフラグレイション

シリーズ評価 3 NORMAL

PYEレーベルが紙ジャケ化され、おおっ!と感動していたら、今
度はDAWNレーベルの方も登場!
DAWNレーベルは、ブリティッシュ・ジャズ・ロック、アート・
ロック関係の音楽を出していたレーベル。
99年にPYEレーベルの紙ジャケが出た時に、一部DAWN音源
の作品も紙ジャケ化されたが、その時は権利関係のためか、全て
PYEレーベルとして括られていた。
今回は、DAWNレーベルの日の出のロゴを冠しての堂々の登場。
グレイヴィー・トレイン、ジョン・サーマン率いるザ・トリオなど、
ロック、ジャズの両方のファンに聴いてみてほしいレーベルです。
中袋が再現され、雰囲気でております。

シリーズで1枚

ユニオンで購入する場合は、ザ・トリオのトリオと、大火災(コン
フラグレイション)の2枚を同時購入。
2枚同時購入で、トリオの日本盤オリジナルジャケの復刻紙ジャケ
と、帯(トリオと大火災の2点)が、3点セットでついてきます。

 

レア度(02/12)
まだお店に全てあります。(W)

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ザ・キンクス
オリジナル・ジャケット・コレクション

2000/4
リリース ¥2400 12W

VICP60994 キンクス(写真)
VICP60995 カインダ・キンクス(MONO)
VICP60996 キンク・コントラヴァーシー(MONO)
VICP60997 フェイス・トゥ・フェイス(MONO)
VICP60998 サムシン・エルス
VICP60999 ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ
VICP61000 アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡
VICP61001 ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第1回戦
VICP61002 マスウェル・ヒルビリーズ
VICP61003 この世はすべてショー・ビジネス
VICP61004 ソープ・オペラ(石鹸歌劇)〜連続メロドラマ"虹色の夢"
VICP61005 ワン・フォー・ザ・ロード

シリーズ評価 5 GREAT!
キンクスのアルバム12タイトルが、ビクターの20bitK2/DigitalK2による新規リマス
ター、初回限定紙ジャケで登場。93年、98年に続くCD化だが、今回の紙ジャケへ
の経緯はけっこう面白い。
まず98年のリマスター盤の発売(パイ時代のリマスターは97年あたりに英CASTLE社
で行われた)。実にオリジナル23枚+ベスト+カバー集の25枚のCD。内容もマニア
垂涎、ファン驚喜のボーナス・トラックてんこ盛りのリイシューで、これにともな
い「キンキー・ファイル」というキンクス本がシンコーミュージックから出版され
た(99 年12月)。監修は小松崎健郎氏で、ここ数年の日本でのキンクス関連のキー
マンともいうべき方。この「キンキー・ファイル」でビクターが紙ジャケ化希望ア
ルバムを募集。当初は23枚の中から上位10タイトルを3月発売ということであった
が、1ヶ月遅れたものの、めでたく予定より多い12タイトルが発売ということになっ
た。
それがこれ。今回はボーナスなしのストレート・リイシューである。ジャケは紙ジャ
ケの元祖ビクターが”細部まで忠実に再現”と広告で豪語するだけあって半端じゃ
ない。しかも98年のリマスター盤をすでに買った人への配慮もそこかしこに感じら
れる。1枚ずつ見ていこう。
・キンクス
誰かここまでやれっていったか?まさかやるとは思わなかったコーティング・フリッ
プバック/裏側コーティングなしのジャケが再現されておりま〜す。ブリティッシュ
・レコードコレクターはこれだけでふらふらとレジに持っていってしまうに違いあ
りません。ビートルズのブート紙ジャケが再現していましたが、あれはブート(つ
うか海賊版ね)。ちゃんとした流通を考えた場合、この形式は不安ではなかったの
でしょうか?
えっ?フリップバック(折り返し)の部分の幅が広すぎる?なんかはがれそう?み
んな、いいじゃない、きっと強度の問題なんだ。これ以上のぞむのはよしましょう。
なおイギリスでは最初はモノ盤のみの発売で、このステレオ版は輸出用のみに使わ
れたそうです。
・カインダ・キンクス(MONO)
・キンク・コントラヴァーシー(MONO)
・フェイス・トゥ・フェイス(MONO)
この3枚は1stと同じくコーティング・フリップバック/裏側コーティングなしのジャ
ケ。2枚はリアル・ステレオ版がなく、”フェイス〜”もモノの方が統一感があると
の判断でしょうか。
・サムシン・エルス
コーティングなしのフリップバック。銀色風。今度はステレオ版。
・ヴィレッジ・グリーン〜
外側のみコーティングの見開きジャケ。レコードは内側から引き出すタイプを再現。
今回は通常ステレオ版。98年のCDがモノ+幻の12曲版ステレオ別ヴァージョンだっ
たので、前回買った人も買って損はございません。何と両方買うと3ヴァージョン
揃うというビートルズ、ストーンズよりも素晴らしい復刻状況になっています(そ
うですよね?こうなったらオレもプラケース版買おうっと)。
かつてのキンクスの扱いからは信じられません。
・アーサー〜
ギミックジャケを再現。もちろん検証します。少々お待ちくださ〜い。
・ローラ対パワーマン〜
見開き。そういえばこれの米盤って青い印刷だったような記憶が....。

ここまでがPYE原盤で現在英CASTLE社が権利を有しているもの。
以下はRCA、アリスタ時代で、現在は米Velvel社の原盤になっているようだ。

・マスウェル・ヒルビリーズ
見開きジャケ。
・この世はすべてショー・ビジネス
見開きコーティング・ジャケ+インサート。両側切り落としだが、もとが2枚組なの
でまったくOK。なお、このアルバム英盤と米盤で間違い探しのようにジャケが違
うのですが(詳しくは「キンキーファイル」をどうぞ)、今回は英盤のジャケ。 98
年版が米盤ジャケだったので、これもファンにはうれしい配慮。
・ソープ・オペラ〜
見開きジャケで手前にレコードを収納するタイプ。
・ワン・フォー・ザ・ロード
光沢のある見開きジャケでポスターつき。ポスターは英盤付属のものを再現したの
か米盤のポスターとはちょっとだけ違う(このへんも検証しま〜す)。

なお帯はもはやビクターのお家芸と化した感のある巻き帯。見開きの場合はPOSコー
ド /規定文をシール対応にしているというパーフェクトぶり。
残念ながらレーベルは再現されていないが、これは現在の原盤所有社の問題もある
だろうからしょうがないか。
リマスターのクレジットはこの規定文のところに最小限でいれてある。ま、方式と
いつのリマスターかわかるからいいのだが、もう少し詳しいともっといいです。

また今回も驚異のディスク・ユニオン特典が登場。
1.12枚収納のオリジナル・ボックス(500個限定)
ユニオンさんの担当者がなかなかいい出来と自負しているだけあって、しっかりし
た作りで紙も厚い。デザインも格調高い。”MILLENIUM KOLLEKTION”というネーミ
ングもツボを押さえている(K、がですが)
2.マスウェルヒルビリーズのミニチュアネオン帯
え〜”ネオン帯”ってなんだ?って人もいるんじゃないかと。ネオンは英RCAレ
コードのサブ・レーベルの名称。ヴィーナスをかたどったデザインのロゴとマニアッ
クなラインナップでいまだにマニアの人気が高いレーベルです。「マスウェル〜」
の日本初回版はRCA原盤だったこともあって、このネオンのロゴを冠した帯、すなわ
ちネオン帯で発売された模様。
特典の帯を装着
ユニオンの特典はこれを復刻したモノで、ちゃんと帯裏の応募券まで再現してあり
ます。今度も脱帽。
(なおこの”RCAネオン帯”、権利の関係で一部わざと変えてあるとのことです。
マジックなどを使えば自分でオリジナル仕様に変えることも可能でしょう?)

比較検証はこちら。とてもでかいので注意00/8/21
色々問題もありますが、やはり評価は5にしました。
シリーズで1枚
えー私がいうより上記の紙ジャケ希望アンケートの集計結果がこちらにあるので、
是非どうぞ。
http://homepage1.nifty.com/milkwood/artist/artist_2_2.htm
個人的には1stと、ジャケで「アーサー」、「ヴィレッジ・グリーン〜」、ポスター
付きなら「ワン・フォー〜」の4枚。なかったら「マスウェル」か「サムシン・エ
ルス」でもゆくゆくは買おうとおもっとりました。が、ユニオンさんのおかげで全
部買うハメに...。
レア度(00年4月)
ユニオンのBOXは500個限定なのでお急ぎください(s)

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ハロウィン 10周年記念
オリジナル・ジャケット・コレクション

94/10/21
リリース \2427(*\1905) 7W

VICP2097 ハロウィン*
VICP5455 ウォールズ・オブ・ジェリコ 
VICP5456 守護神伝 第1章
VICP5457 守護神伝 第2章(写真)
VICP5458 LIVE in THE U.K.
VICP5459 ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ
VICP5460 カメレオン

シリーズ評価 3 NORMAL

一時ロック界では最初の紙ジャケかと思われていたが、1ヶ月違い
でELPに先を越されていた。リマスターではない。
えーとハロウィンを一応ご説明しときますと、ジヤーマン・メタル
の雄なんですな、これは。で、隊員の知り合いのハロ狂によります
と、カイ・ハンセンっていう奴がメインで、でも体弱いっていって
抜けたりして、でもすぐ新しいバンド作ったりする非道のカリスマ
だそうでだから何かっていうと、ツイン・リードで哀愁で、ああ
ちょっと無理があるな、やっぱ。でもオレだって紙ジャケ3枚も買っ
たんだ!
伊藤政則のライナーだってちゃんと呼んだぞ.....。
シリーズで1枚
えーハロ狂によりますと、「守護神伝」つうのが名作だそうです。
私はそれより「ウォールズ・オブ・ジェリコ」の方がなごめました。
ずーっとツーバスがドコドコドコドコ鳴り続けて、頭をあっちの方
へ飛ばしてくれます。
レア度(98年末)
なんかロック初の紙ジャケにしてはよく見かけます。名作の「守護神伝」
は2枚組完全版がでたそうで、ファンはみんなそっちを持ってるそうです。
てことで私も1枚800円くらいで3枚買えました。最近のメタルって、
紙ジャケは人気ないんだな。でも何故か「カメレオン」はプレミアがつい
てるようです。何か特別な理由でもあるんでしょうか?(s)

ヘヴィー・メタル・マスター・ピース ピュアメタル・コレクション
96/3 ¥2427(*¥1905) 14W

VICP5691 ハロウィン/マスター・オブ・ザ・リングス
VICP5692 ANGRA/エンジェルズ・クライ
VICP5693 ヴァイパー/シアター・オブ・ヘイト
VICP5694 ガンマ・レイ/ヘディング・フォー・トゥモロウ
VICP5695 ガンマ・レイ/サイ・ノーモア
VICP5696 ガンマ・レイ/インサニティ・アンド・ジニアス
VICP5697 ブラインド・ガーディアン/サムホェア・ファー・ビヨンド
VICP5698 ブラインド・ガーディアン/テイルズ・フロム・ザ・トワイライト・ワールド(写真)
VICP5699 RAGE/ザ・ミッシング・リンク
VICP5700 インペリテリ/アンサー・トゥ・ザ・マスター
VICP5701 インペリテリ/グリン・アンド・ベアー・イット
VICP5702 ストラトヴァリウス/ドリームスペース
VICP5703 ストラトヴァリウス/トワイライト・タイム
VICP2124 インペリテリ/ヴィクテム・オブ・ザ・システム*

上記ハロウィンの続編的なコレクション。
ビクターのピュアメタルラインナップから14枚を紙ジャケ化。
けっこうまだそこら中にあります。写真は中世RPG風のジャケ
がなかなか笑えるブラインド・ガーディアン。
それにしてもお約束のタイトル名がならんでますな。(s)

  Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
エアロスミス ビッグ・ワンズ発売記念
20bit K2リマスター・コレクション

94/10/26(11/2)
リリース ¥2427 4w

MVCZ70 ダン・ウィズ・ミラーズ(写真)
MVCZ71 パーマネント・ヴァケイション
MVCZ72 パンプ
MVCZ73 ゲット・ア・グリップ

シリーズ評価 3 NORMAL

ハイビットリマスター&紙ジャケではELPに続くロック界2番目。
ゲフィン移籍後のエアロスミスが次第に復活への道を辿っていく時
期の4タイトルだ。
(でもオレは「ロックス」や、あの有名ななんとかっていうイラス
トレーターがイラストを書いた「ドロー・ザ・ライン」の紙ジャケ
が欲しいよぉ、sonyさーん)。

規定文によると94/10/26の発売とあるが、実際は11/2に売り出された
らしい。何らかの理由で遅れたと思われる。
(恐らく新譜の「ビッグ・ワンズ」が遅れたのだろう)。
例のK2プラスティック・スリーヴに入っている。
大きな解説書と帯をジャケットの上からかぶせる仕様。
「ダン・ウィズ・ミラーズ」の音はなぜか引っ込んでる感じ。
なんか逆相っぽい。わざとか?
シリーズで1枚
この時期のエアロでは「パーマネント・ヴァケーション」だということ
ですが、また聞きです。「ゲット・ア・グリップ」もいいとのこと。
レア度(99年初頭)
「ダン・ウィズ・ミラーズ」だけ何故かそこら中にありますな。在庫放出かな。
その他は当然非常にレアです。(s)

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
サザンオールスターズ
98/4/22,98/5/21
リリース ¥2300/W¥3000 11w

98/4/22
VICL 60211 熱い胸さわぎ(写真)
VICL 60212 10ナンバーズ・からっと
VICL 60213 タイニイ・バブルス
VICL 60214 ステレオ太陽族
VICL 60215 NUDE MAN
98/5/21
VICL 60216 綺麗
VICL 60217 人気者で行こう
VICL 60218/9 KAMAKURA
VICL 60220 Southern All Stars
VICL.60221 稲村ジェーン/サザンオールスターズ・アンド・オールスターズ
VICL 60222 世に万葉の花が咲くなり

シリーズ評価 3 NORMAL

ファーストから中期の頃までが紙ジャケでリリースされている。
リマスターではなさそうだ。

レーベルデザインはすべてタイシタのものになっている。
その代わり書き下ろしライナーの別紙がついており、その表紙に
かつてのLPのレーベルがデザインされている。
歌詞カード等はオリジナルのものを復刻。
シリーズで1枚
個人的には「10ナンバーズカラット」をすすめる。
「いとしのエリー」によってバンドの地位は不動のものとなった。
とても思い入れの強い1枚である。
サザンのすべてつまっているファーストもいい。
しかし学生時代からメンバー・チェンジをせずにここまでビッグに
なったバンドは日本にはかつてなかったように思う。
本当に理想的なバンドだ。
レア度(98年末)
まだ購入可能。ただ人気作はやはり少なくなりつつある。(s)

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
オリジナル・ジャケット・コレクション

98/12/9
リリース \2,400 8w

VICP60538 スージー・Q 
VICP60539 バイヨー・カントリー
VICP60540 グリーン・リバー(写真)
VICP60541 ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ 
VICP60542 コスモズ・ファクトリー 
VICP60543 ペンデュラム 
VICP60544 マルディ・グラ 
VICP60545 ライブ・イン・ヨーロッパ 

シリーズ評価 4 GOOD
ロック界初のデジタルK2。ライナーは萩原健太の書き下ろし。
おりからのカントリー・ロック・ブームのせいか、CCRがリマスター
&紙ジャケ化された。音質は大変素晴らしく、J.フォガティの声がキレ
まくっている。話題にならなかったのが不思議なくらいである。レーベ
ルもFantasy原盤のものを再現。大変素晴らしいリイシューだが、クレ
ジットが貧弱なのが難点か。
シリーズで1枚
CCRはほとんどの人がベストで聞いていると思う。何しろヒット
曲がいっぱいあるのにどれも甲乙つけがたく、しかも各アルバムに
分散されているからだ。
LPの印象でいわせてもらえば、「コスモズ・ファクトリー」がもっ
ともアルバムとしての完成度は高いと思う。ジャケも面白い。
バンド全体の勢いを見事にとらえた「グリーン・リバー」も忘れが
たい1枚。後期はなんか煮詰まっていたような印象だ。
それでもヒット曲をやっぱり網羅したい向きには「ライブ・イン・
ヨーロッパ」がオススメ。先のCD化の際にカットされていた曲が
蘇ったようだ。
レア度(99年春)
まだ余裕で買えますが、「グリーン・リヴァー」「コスモズ〜」を
は少なくなってきている。(s)

・2002/10/23 CCR紙ジャケ再発

リマスターは同じデジタルk2。
今度は日本シングルの復刻紙ジャケがオマケでついてます。しかし
表だけで裏の解説はなし。
11W ¥2200
VICP62071 スージー・Q(写真)
VICP62072 バイヨー・カントリー
VICP62073 グリーン・リバー
VICP62074 ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ 
VICP62075 コスモズ・ファクトリー 
VICP62076 ペンデュラム 
VICP62077 マルディ・グラ 
VICP62078 ライブ・イン・ヨーロッパ 

ジョン・フォガティ関係も同時に出ました。
こちらは新規リマスター紙ジャケ復刻です。

VICP62079 ブルー・リッヂ・レインジャーズ
VICP62080 ジョン・フォガティ

Master of JAZZ/コルトレーン・ディスカヴァリー/Heritage of JAZZ/JAZZ VOCAL/Tappan Zee/ELP/マンティコア/Pye/DAWN/Kinks/ハロウィン/エアロスミス/サザン/CCR/ベアズヴィル/ウェストミンスター/others/PAGETOP
ベアズヴィル
オリジナル・ジャケット・コレクション

99/9/22
リリース \2,400 W/\3,600 7W

VICP60801 ボビー・チャールズ
VICP60802 ポール・バターフィールズ・ベター・デイズ/ベター・デイズ
VICP60803 ジェシ・ウィンチェスター
VICP60804 トッド・ラングレン/ラント・ザ・バラッド
VICP60805/6トッド・ラングレン/サムシング/エニシング?
VICP60807 トッド・ラングレン/魔法使いは真実のスター(写真)
VICP60845 NRBQ/グルーヴス・イン・オービット

シリーズ評価 5 GREAT!
クマのマークのベアズヴィル〜。いやーベアズヴィルの日本発売元
がビクターでよかったッス。96年のレア音源満載のBOXセットも
グッときたが、今回もやってくれました。
目玉はトッドの「魔法使い〜」だが、変形ジャケはもちろん再現さ
れている。さらにインナーバッグ、解説書も変形。サイズはジャケ
より一回り小さいので無理に変形にカットする必要はなさそうだが、
とにかくカットしてある。しかもカットの形状が微妙にいい加減で
よりそれらしい。CDはビニール袋、不織布ではなくこの紙製の変
形インナーバッグに直接収納(ここまでやったか)。その代わり今
やあまり見かけなくなったMASTERS OF JAZZ同様のプラスティック・
スリーヴでジャケ全体を保護してある。ジャケは美しいコーティン
グ・ジャケ。歌詞/対訳/カタログ/リマスター方式付きの解説。
ポストカード(ごていねいに実際には使えないとの表記あり)、パ
ティ・スミスの詞入り絆創膏付き(紙製で、サイズの比率がちょっ
とでかいのが惜しいがまぁイイヨ)。以上の写真は→こちら
レーベルは当然薄茶のクママーク。
音は20bitK2/DegitalK2リマスター。リマスターのクレジットは帯
裏にちょっとのっているだけで少し不満だが、音はいい。
DegitalK2もだんだんこなれてきたような印象で、初期の固さのよう
なものがなくなってきた感がある。
このへんの名盤はアナログで楽しんでいる人が多いと思うが、ここ
までリフレッシュした感覚で聴けるならCDも価値は十分にあると
思う。この7タイトルはオリジナルのアナログは4〜5千円、7〜
8千円くらい平気でするので、初めての人は半額近くで買えるこの
CDは魅力的。アナログを持っている人も聴いて損はないです(新
鮮な驚きがある筈)。
ジェシは当然見開き。ベターデイズは初版のポスターつき。
Pケース版に入っていたボーナス・トラックは今回はなし。でもい
いや、オリジナルと同じ構成ってことでね。
シリーズで1枚
これ全部名盤です。トッドは「サムシング〜」が一般的な最高傑作
ですが、この紙ジャケなら「魔法使い〜」が買いです。
ボビー・チャールズ、ジェシ・ウィンチェスターもまだ聴いたこと
がない人は是非。
レア度(99年9月)
なんか売れてます。NRBQは最近人気あるのでわかりますが、他
のも見かけない店が....。(s)

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ウェストミンスター・創立五十周年記念
ウラッハ・メモリアル・アルバムズ

98/12/19
リリース ¥1840 10w

MVCZ10012 ウィーン・フィル木管グループ/ベートーヴェン:八重奏曲他
MVCZ10013 ウィーン・フィル木管グループ/モーツァルト:協奏交響曲
MVCZ10014 ウィーン・フィル木管グループ/モーツァルト:セレナード第11番他
MVCZ10015 レオポルド・ウラッハ、ウィーン・コンチェルト・ハウスSQ/モーツァルト:クラリネット五重奏曲
MVCZ10016 レオポルド・ウラッハ、ウィーン・コンチェルト・ハウスSQ/ブラームス:クラリネット五重奏曲
MVCZ10017 レオポルド・ウラッハ、イェルク・デムス/ブラームス:クラリネットソナタ第1番他
MVCZ10018 レオポルド・ウラッハ、エーリッヒ・ヴァイス、イェルク・デムス/シューマン:おとぎ話、メンデルスゾーン:2つのコンツェルト
MVCZ10019 レオポルド・ウラッハ、フランツ・バルトシェック、カール・エールベルガー/モーツァルト:5つのディヴェルティメント
MVCZ10020 レオポルド・ウラッハ、ウィーン国立歌劇場管弦楽団/モーツァルト:クラリネット協奏曲他(写真)
MVCZ10021 ワルター・バリリ、レオポルド・ウラッハ、フランツ・ホレチェック他/ブラームス:ホルン三重奏曲他
2回目はユニバーサル・クラシックから
シリーズ評価 5 GREAT!
世の中にはウェストミンスターのオリジナル盤というのがありますそうで、それはそれ
は大層すばらしい音なのだそうでございます。私などはお目にかかったことさえないの
ですが。それがまぁこの度MCAさまに権利がうつったとかで、オリジナルマスター
テープからリマスタリングとおっしゃる、K2という、ええ登山でなくて。オリジナル
ジャケットでオリジナルの曲順、アルバムごとにレーベルまで復刻、ライナーにはレー
ベル小史までついているという至福のリイシューでございます。こんな値段で憧れのW
Mのオリジナルが体験できるのでございますから。生きててよかったと思った次第でご
ざいます。
できればクナ様のワグナーやブルックナーもこのスタイルでお売りになっていただけな
いかと.....。
シリーズで1枚
モーツァルトのクラリネット協奏曲はウラッハさまのほんとに素晴らしい1枚で、刺激
とか感動とかとは無縁ですが、何回でも、いつまででも、聴いていられて、飽きること
のないアルバムです。暑くても寒くても悲しくても嬉しくても全然関係なくいつでも聴
けてしまうんですよ。音楽の極みですよ。名盤とかそういうのとも次元が違うのですよ。
ヒーリング・ミュージックのCD?これ1枚あればそんなものは無用でございます。
その他のモーツァルトも同様だと思います。ブラームスもたいへん素晴らしいのです
が、ちょっとおセンチでございましょうか。
レア度(99年1月)
まだ発売されたばかりですので、問題なくお買い求めできましょう。ただ、もともとあ
つかってるお店が少ないのが残念でございますねぇ。レコード屋さんがたもまぁ、500
万枚とか売れてるCDもよいのですが、このようなCDをきちんと売らないとねぇ。そ
れですからいつまでたっても豆腐屋さんたちに勝てないのでは......おっと、お口がすぎ
ましたらご勘弁を。(s)

99/10/20 クララ・ハスキルの真髄
99/10/20 3CDBOX \5,640
MVCZ10063/65 クララ・ハスキキルの神髄〜ウエストミンスター録音コンプリートボックス

JVC20ビットK2スーパーレコーディング。オリジナルLPを復刻した紙ジャケ3枚組。
発売時に買いのがし、2000年末の再出荷でようやく手にすることができたが、これも上記シリーズ
と同様にグレートな出来。
紙ジャケ復刻の基本は分売だと思っているので、BOXのみはちょっとつらいが、ものによっては
しょうがないこともある。
入っている3枚は
・H.スウォボダ指揮,ウィンテルトゥールSO/モーツァルト:ピアノ協奏曲20番、19番
・同上/ベートーベン:ピアノ協奏曲3番
・スカルラッティ:11のソナタ集
定評あるモーツァルトもいいが、スカルラッティも涙がでるほど素晴らしい。ジャケもいい(写真右上)。
ベトコンの3番もカラヤン/グールドと並ぶ詩情をたたえた名演だと思う。ベートーベンのハ短調なのに
特有のくささがない。きっと一般的評価とは違うと思うけど。
帯で「過去最高の音質」と豪語されているが、異論はない(原盤もってないし)。

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その他
97/5/21 \2310
VICL60036 ロフト・セッションズ Vol.1 〜フィ−チャ−リング・フィメ−ル・ヴォ−カリスツ〜
新譜?中古盤でたまに見かけます。
はらだ様から貴重な情報をいただきました。ありがとうございます。 

・2002/8/21 モーターヘッド!
4W ¥2400
VICP61969 オーヴァー・キル
VICP61969 ボマー
VICP61969 エース・オブ・スペーズ
VICP61969 アイアン・フィスト

輸入盤に続き日本盤登場!(またこのパターンか)。当然ボーナストラックつき。
K2ではなく輸入紙ジャケと同じリマスターのようです。
同時に出たライブ・アット・ザ・ハマースミスは残念ながら紙ジャケではありませ
んでした(2枚組になったんでしょうがないが・・・オリジナルが見開きジャケだっ
たらよかったのに)。
オーヴァー・キルとエース・・は未聴の方はこの機会に是非どうぞ。
でもジャケ的には今回のよりもファーストの銀印刷、ベストのNo Remoseの皮ジャケ
の方が紙ジャケ復刻向きですが。
その他情報をお持ちの方は是非こちらへ
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